KPM ベルリン作品の買取

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    KPM ベルリンの生涯・功績

    KPMは1763年9月19日にプロイセン王フリードリヒ2世(大王)によって創立されたドイツの陶磁器メーカーです。
    製品マークは、ブランデンブルク選帝侯の紋章に由来するコバルトブルーの王笏(杖)で、すべての製品に付けられています。
    装飾が施されたKPMの磁器には全て、絵職人のマークと絵付けマークが描かれています。
    KPMは、今日でも工場制手工業で、磁器(食器セットとフィギュア)は手作りで、装飾画はフリーハンドで描かれていることで知られています。

    【年譜】
    1751年 ベルリンの商人ヴィルヘルム・カスパー・ヴェーゲリーがフリードリッヒ大王からベルリンで磁器製陶所を建てる特権を得ます。
    1757年 ヴェーゲリーは挫折し、ベルリンの商人ヨハン・エルンスト・ゴッツコフスキーに道具、資材、材料を譲渡します。
    17637年 戦争による国家財政不安のため、国家から補助が無くなります。そのため、ゴッツコフスキーは財政的苦境になり、プロイセンの王 フリードリッヒ大王に会社を売却したため、王立磁器製陶所ベルリンが誕生します。
    1807年 ナポレオンの軍隊はベルリンを占領しました、KPMの工場出荷商品を没収したため、多額の損失を被りました。
    1918年 第一次世界大戦後、ドイツ革命によりドイツ帝国(プロイセン王国)は終焉を迎えました。KPMも国家磁器製作所ベルリンとなります。
    1943年 第二次世界大戦の空襲により工場が破壊されます。フッチェンロイター傘下のゼルプ工場を借り、操業を続けました。その後ベルリン工場も復旧されますが、ゼルプとは占領国が異なっていたため、1957年まで窯印にSを追加した状態で2つの工房が存在します。
    1957年 ゼルプ工場はベルリン工場に吸収合併されるかたちで、一つの工房になります。
    1988年 ベルリン市議会分会決定をうけ、有限会社(有限会社KPM 王立磁器製陶所GmbH)になります。
    2006年 ベルリンの銀行家イェルク・ウォルトマンが全ての株式を取得します。

    KPM ベルリンの作品の魅力

    花がらのロココ調デザインから、シンプルな絵付けまで、多様な商品ラインが魅力です。
    また、「ブガッティ」のロゴなど車内の一部にKPMベルリン製品を組み込むなど、
    新たな取組を行っています。

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