• 店舗ブログ

今年の漢字

毎年恒例のその年の世相を表す一字の漢字が発表され「北」という字になりました。
北朝鮮問題・九州北部豪雨・北斎展などが挙げられていましたが、あまり喜ばしい内容ではなかったように思います。
北斎展は大盛況で、あらためて北斎芸術のすばらしさを感じられた内容でした。
今回は今年の漢字を揮毫された清水寺の貫主(かんす)、森清範の話をしたいと思います。
何年か前、仕事で四国へ行っていた時にたまたま森清範さんの法話を聞く機会があって大変奥の深い、勉強になるお話を聞くことができました。徳を積まれた高僧とあって、ものすごいオーラが出ていた記憶があります。
その後何年か経って百貨店で美術品の催しがあってのぞいてみると、その中にひと際存在感のある書の掛軸があり、よく見てみるとあの森清範さんの書でした。
お話もすばらしいのですが書のほうもたいへん上品な書体で力強く、素晴らしい掛軸でした。
毎年、12月になると「今年は何という字になるのだろう」と自分ながらに想像しながら
楽しみにしています。
書買取のことなら渋谷区の骨董品買取こたろうまで!
皆さまからのお問合せを心よりお待ちしております。