陶器・磁器
陶器・磁器/小皿・花瓶 油彩画 リトグラフの買取実績
永楽和全 13代今泉今右衛門 笠井誠一 シャガール
買取エリア
大阪府大東市
当社ホームページより、先代が集められた陶器や絵画を整理したいの事でお電話いただきました。先代は地元でご商売を繁盛させていたとのことで、ご趣味で高額で骨董品を買い求められたとのことでした。お持ちの絵画は全部デパートから購入したとの事でした。
査定のポイント
査定ご希望のお品物は陶器類と絵画でした。陶器は二重箱に入った永楽和全の素朴な色小皿、13代今泉今右衛門の色絵吹重花瓶、初代竹泉の二重箱入りの煎茶碗5客などがありました。
絵画は笠井誠一の色鮮やかな油彩、シャガールのリトグラフ等どれも高額で取引されている物ばかりでした。数社に問い合わせされたようですが当社の対応や提示金額に納得されお譲りいただきました。
●13代今泉今右衛門
大正15年3月31日生まれ。父の12代今右衛門に色鍋島(いろなべしま)をまなぶ。
昭和32年日展初入選。
昭和54年日本伝統工芸展NHK会長賞。伝統の色鍋島に染付吹墨(ふきずみ),薄墨(うすずみ)などの技法をとりいれた作風をきずく。平成元年色絵磁器で人間国宝。
平成13年10月13日死去。
●永楽和全/12代永楽善五郎
文政6年生まれ。永楽保全の長男。嘉永(かえい)5年京都御室(おむろ)にあった野々村仁清(にんせい)の窯を再興。慶応のころ加賀(石川県)大聖寺(だいしょうじ)藩にまねかれ山代窯で九谷焼を指導。維新後は愛知県岡崎で岡崎永楽とよばれる磁器を製作。晩年は京都下河原に菊渓窯を開窯。金襴手(きんらんで),古赤絵写し,青磁などにすぐれていた。明治29年5月6日死去。
鑑定士より一言
美術品はどちらのお店で購入したものか、判別できますと作品の信頼度がUPします。特に、大手百貨店の美術部でしたら、正規に企画された複製品を除き、偽物としての作品を販売するものではないと思われます。絵画の査定をご希望の際は、販売者がわかるとより正確な査定が行いやすくなります。この度はありがとうございました。
