陶器・磁器
二代吉川雪堂 陶器・磁器/常滑焼急須の買取実績
お父様のご遺品整理でご相談いただき、訪問査定後に
大量の急須作品をお買取りいたしました。
生前に産地問屋として常滑焼や万古焼の急須を扱われていたそうで、
作家の販売会を主催された際の在庫品が多くみられました。
中には、現在希少となった朱泥作家の作品が多数あり、
二代吉川雪堂の急須がありました
査定のポイント
朱泥急須は、鉄分を多く含む土を焼く事で出来る赤褐色の茶器です。
中国茶の文化より製法が伝わり、日本を代表する産地として
愛知県常滑が最も有名です。
明治期に工芸技術が発展すると、名工と呼ばれる職人の作品が人気となり、
表面に彫りを施した名品が登場します。
今回の二代吉川雪堂急須「七賢人彫」は、昭和時代の作品です。
父の初代雪堂はろくろ師として、兄の壺堂は彫師として知られており、
窯元の技術を集成した名品が多く生産されました。
今後ますます評価が高まる逸品として評価いたしました。
鑑定士より一言
常滑焼の朱泥急須は、中国茶向けに求める方も多く国際的に人気があります。特に細工の細かい彫り装飾作品は、コレクターからのニーズがあります。今回は永年倉庫に眠っていた作品に日の目を当てることができ、嬉しく思います。
ご整理予定のお品物がありましたら、こたろうまでご一報くださいませ。