骨董品で高値が付きやすい作家ランキング|分野別に専門家が徹底解説

骨董品や古美術品の査定・買取において、価格を大きく左右する最大の要素のひとつが「作家名」です。同じ掛軸や茶碗、浮世絵であっても、誰の作品かによって数万円から数千万円以上の差が生じることも珍しくありません。
本記事では、骨董品市場・美術品買取の現場で実際に高値が付きやすい有名作家を、
日本画・陶芸(茶道具)・浮世絵・近代洋画といった分野別にランキング形式で解説します。あわせて、なぜ高値になるのか、どのような作品が評価されやすいのかといった査定目線のポイントも詳しくご紹介します。
●骨董品で高値が付きやすい作家の共通点とは
なぜ「作家名」で価値が決まるのか
骨董品の価値は、単なる古さや見た目だけで決まるものではありません。
美術史的評価、市場での人気、希少性、そして国内外のコレクター需要といった要素が複合的に絡み合い、作家名が価格の基準になります。
特に有名作家の場合、オークション落札実績や美術館収蔵歴が価格形成に影響し、相場が明確に存在する点が大きな特徴です。そのため、真作であることが確認できれば、安定して高額査定につながりやすくなります。
●高額査定になりやすいポイント
• 真作であること(鑑定書・極め・箱書き)
• 共箱・共裂・来歴が揃っている
• 保存状態が良好(シミ・割れ・退色が少ない)
• 作家の代表的モチーフ・技法である
これらの条件が揃うほど、買取価格・査定額は大きく上昇します。
●【日本画】高値が付きやすい作家ランキング
伊藤若冲|希少性と世界的評価で別格の存在
伊藤若冲は、日本美術史の中でも突出した評価を受ける画家で、現存する真作が少ないことから極めて希少性が高い作家です。
特徴は、動植物を極端なまでに細密に描き込む独自の表現力と、鮮烈な色彩構成にあります。
特に花鳥画や屏風作品は、美術館級として扱われることが多く、共箱付きの掛軸や大幅作品であれば高額査定が期待できます。保存状態と真作確認が価格を大きく左右します。
円山応挙|写実表現の完成度が評価基準
円山応挙は、日本画に写実性を取り入れた革新的な画家として知られています。虎や孔雀、幽霊画などの代表的モチーフは特に人気が高く、応挙らしい写実表現が明確な作品ほど評価が上がります。
注意点として、門弟作品や後世の模写が多いため、落款や筆致の鑑定が重要です。真作の肉筆掛軸や屏風は高値が付きやすい傾向にあります。
横山大観|流通量が多く相場が安定
横山大観は近代日本画を代表する巨匠で、骨董品市場でも安定した人気を誇ります。
富士山や山水画などの代表モチーフは特に需要が高く、大作・保存状態の良い作品は高値査定になりやすいのが特徴です。
市場流通量は比較的多いものの、その分相場が明確で、安心して売却できる作家の一人です。
上村松園|女性美人画の最高峰
上村松園は、日本美術史において数少ない女性画家の中でも別格の評価を受けています。気品ある美人画はコレクター人気が高く、完成度の高い人物表現が価格に直結します。
保存状態が良く、真作と確認できる作品は、安定して高値が付きやすい作家です。
竹内栖鳳|海外評価が価格に反映される作家
竹内栖鳳は、西洋画の技法を取り入れた近代日本画家として、海外からの評価も高い作家です。
動物画や風景画など、栖鳳らしいモチーフは需要が高く、国際相場が買取価格に反映されやすい点が特徴です。
●【陶芸・茶道具】高値が付きやすい作家ランキング
北大路魯山人|圧倒的なブランド力
魯山人の作品が高値で取引される理由は、その知名度とコレクター層の広さにあります。
茶碗・皿・向付など日常使いの器であっても、魯山人作であるだけで評価が大きく変わります。
特に箱書きがある作品や、代表的な作風のものは、安定して高額査定が期待できます。
本阿弥光悦|美術史的価値が価格を決める
本阿弥光悦は、陶芸家という枠を超え、日本美術史そのものを象徴する存在です。
光悦作と認められる作品は極端に少なく、一点物として扱われることが多いため、非常に高値が付きます。
野々村仁清|色絵陶器の完成度が評価される
仁清は京焼の祖として知られ、華やかな色絵陶器が特徴です。
保存状態が良く、来歴が明確な作品は、国内外の市場で高い評価を受けています。
●【浮世絵】高値が付きやすい作家ランキング
葛飾北斎|世界市場が価格を形成
北斎は、浮世絵作家の中でも群を抜いた世界的知名度を誇ります。
「富嶽三十六景」シリーズは特に有名で、初刷り・保存状態良好品はオークションで高値が付きやすい代表例です。
歌川広重|構図美とシリーズ性が評価
広重の風景画は、構図と色彩の美しさが評価され、シリーズで揃っている作品は特に高値になります。
退色や破れの少なさが査定額を左右します。
東洲斎写楽|流通量の少なさが価値
写楽は活動期間が短く、現存作品が少ないため、希少性そのものが価値になります。
真作と確認されれば、市場では別格の扱いとなります。
●【近代・洋画】高値が付きやすい作家ランキング
藤田嗣治|海外オークション相場が基準
藤田嗣治はフランスを中心に評価された国際的画家で、国内価格も海外オークション相場に連動します。
乳白色の裸婦像や猫のモチーフは特に人気が高く、高額査定が期待できます。
岸田劉生|肉筆作品の希少性
岸田劉生は、肉筆油彩作品の希少性が価格を押し上げています。
保存状態と真作確認が価格を大きく左右します。
●まとめ|作家と作品特徴を知ることが高値売却への近道
骨董品で高値が付くかどうかは、作家名・作品の特徴・保存状態・来歴によって決まります。
本記事で紹介した作家は、いずれも骨董品市場・美術品買取の現場で実際に高額査定につながりやすい作家です。
「作家が分からない」「価値があるか不安」という場合でも、専門査定士に相談することで思わぬ高値が付くケースもあります。売却を検討されている方は、ぜひ一度、専門の骨董品買取業者に相談してみてください。
《買取品目・取扱品目の例》
絵画(額装西洋絵画・洋画、日本画、水墨画、油彩画・油絵、水彩画、木版画、リトグラフ、シルクスクリーン、銅版画)、掛け軸・掛軸、屏風、色紙、現代美術・現代アート・現代アーティスト作品、写真作品、西洋アンティーク・西洋美術、中国骨董・中国美術・中国書画、陶磁器(瀬戸焼・備前焼・九谷焼)、ブロンズ彫刻・置物作品(ブロンズ、仏像)、ガラス工芸、鉄瓶・銀瓶、花籠 茶道具(茶碗・茶釜・香炉・花入/花瓶)、食器・漆器(蒔絵)、武具・甲冑・刀剣類・刀装具(鐔・目貫など)、根付、人形、翡翠、珊瑚、香木、切手・古銭、ビスクドール、工芸品・古美術品・骨董品の高価買取対応しています。査定にご納得いただければ、その場で現金でのお支払い。
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