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売れない骨董品とは?売れる骨董品との違いや売り方のコツ

  
全国各地で開催されている骨董市。週末に訪ね歩いてお宝をケット!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも骨董品とは美的価値や歴史的・文化的な価値から評価され、コレクションやディスプレイの対象とされているものであり、古い物や貴重な品物、特に美術品や工芸品などが該当します。今回は、ご自身で集められたり、ご親族から引き継いだ骨董品をご処分するときの注意事項や売り方のコツについてご案内します。
今回の情報と合わせて以前、こちらでご紹介したコンテンツも合わせてチェック・把握しておくと良いと思います。

  

骨董品とは?定義や種類、価値を決める要素を知ろう【基礎知識】
URL: https://kotto-kotaro.com/news/detail/kotouhintowa/

  

売れない骨董品の主な例

骨董品を売却するということは、次の所有者の方に骨董品を引き継いでもらうことです。しかし、非常に売却がしにくい、買取額が付きにくい骨董品が存在します。まずはじめに、次の所有者が見つかりにくいとされる売りづらい(買い手がつきにくい)骨董品の種類とその理由について考えてみましょう。

  

●需要が少ないもの
これは、購入時点では相応の対価を支払って購入した商品となりますが、不要となった時に次の方に引き継いで使用してもらうことが難しい品物の例を以下に挙げます。希少価値があったり、発売当時に人気があって高価なものだったとしても買取不可となり、現在需要が少なければ期待どおりに売ることは難しいということになります。
<売れない骨董品の一例>
・雛人形や日本人形
雛人形は代々使用しているご家庭がありますが、一般的には生まれたお子様のために購入したもので、そのお子様の成長を祈念したものです。他のお子様に使われたものを、ご自身のお子様に引き継いで使用しづらいという気持ちが多くあると思います。そのため、なかなか中古の雛人形は買い取ってもらえないという心情がありそうです。これは五月飾りにも相当します。日本人形は、生活習慣や住居の洋風化により置物として似合わなくなっているという現状があります。ただし、人形師の中には、人間国宝となった方がおり、美術品としての価値があるものはわずかに存在します。
・動物の剝製
ワシントン条約により取引が禁止されている動物があり、これ以外にも動物愛護の観念が世界的に広まった結果、動物の剥製のニーズ自体がかなり減っています。
・仏壇
購入した時に「魂入れ」を行い、新しい仏壇に変えたり、処分したりするときに「魂抜き」をします。基本的に仏壇は高額品ですが、残念ながら他の家庭で使用されていたものを進んで使用したいという気持ちにはならないものです。
・箪笥、収納棚など大きすぎる家具
基本的に次に使用する方が多額の運搬費用・搬入費用がかかるものは好まれません。また第一印象で気に入っても、実際に置く場所を考えると、簡単に購入まで進みません。
・庭石
上記同様に、運搬費用・搬入費用がかかるものは好まれません。また、きちんと設計した庭園でないと、単に庭石を置いても風情のある景色がつくれませんので、購入は慎重となります。
・石臼
実際に使用する用途がかなり限定的であり、また重量がありますので、移動や管理の負担を考えると、簡単に購入まで進みません。

●状態が悪いもの
傷や汚れがある、経年劣化が著しい、修復歴がある、変色、欠けなど骨董品の保存状態が悪くなると、次に使用したいと思う方か少なくなります。コンディションや状態が良くないものは、本来の価格より安く見積もられるケースが多く、程度によりますが場合によってはほぼ価値がないものとなるので、状態は重要なポイントです。特に湿気は骨董品に大敵です。

●銃刀法に抵触するもの
売却時に問題となる可能性があるのが日本刀や火縄銃などの武具です。銃刀法に定められた武器に関する骨董品を売買するには届け出て登録証が発行されたものでないと売却はできません。都道府県教育委員会が主催する銃砲刀剣類登録審査会に行き、審査を受ける必要があります。登録可能と判断されたものに対して登録証が発行され、売却時には銃刀とこの登録証をセットで売却します。

●絶滅危惧種に関連するもの
先に紹介したワシントン条約で取引が禁止されているものは売却が制限されています。象牙や海亀の甲羅などが該当します。

●出自がはっきりしていないものや本物に似せて作られたもの
盗品や贋作の疑いがあるものは売却が難しいものとなります。手に入れた経緯や出自が不詳のものは警戒する業者が多く、売却を拒否されるケースがあります。偽物や真贋が問題になることがありますが、鑑定書や証明書・保証書があれば、逆に売りやすくなります。なお、骨董品・美術品の売却時には、身分証明書の提示を求められます。

  

売れる骨董品と売れない骨董品の主な違い
上記でご紹介したもの以外であれば、概ね売却自体は可能な骨董品と判断されます。とはいうものの、個々の骨董品で見た場合、売れる(買い手がつつきやすい)骨董品と売れない(買い手がつきにくい)骨董品があることも事実です。以下では、この差が生じる要因についてご紹介します。

  

●有名作家の作品かどうか
売れる骨董品は有名作家の作品である場合が多いものです。例えば、陶器で言えば三輪休雪という作家名の作品はどのような作品でもニーズがあります。一方、たとえ需要が少なくても希少性があり、価値があるとみなされたら高価買取されることもあります。無名な作者の骨董品はどうしても売却しづらくなります。

●多くのコレクターがいるかどうか
多くのコレクターがいる骨董品は引き合いが多くなります。欲しい人がたくさんいれば物の価値は上がります。多少傷や汚れがあっても売れる場合もあります。魅力や人気は売却に影響します。売れない骨董品は集めている人が少なく、価値が上がりにくいものが多いと言えます。

●現在の生活様式に合っているかどうか
特に生活関連の骨董品の場合、売れる骨董品は現在の生活様式にも用いられている場合が多いものです。現在の生活様式に合っていないものは価値を付けられにくいものとなります。例えば、和箪笥や火鉢、庭石などのニーズは、現在少なくなっています。

  

売れにくい骨董品を売るコツ

「売ることは無理かな」と思った時、売却したい骨董品が売れにくいものと思われる場合、どのようにしたらよいのでしょうか?
それは、別の売り方を検討するのがおすすめです。売り方を変えることで買取可能な買い手が見つかったり、想定した売却価格がより上がる可能性もありますのでぜひ積極的にご検討ください。

   

●専門店に持って行く
まずは売却する骨董品のカテゴリーに従って、そのカテゴリーにしぼって買取を行っている買取業者の専門店に持ち込めば、作品の価値を正しく査定してくれる可能性が高いと言えます。
例えば、絵画は絵画専門の古美術商、陶器は陶磁器専門の古美術商という風な選び方で、実績ある骨董品の専門業者に査定してもらうことがオススメです。さらに特定の作家や時代や年代を限定して買取を行っている業者もあります(例/陶磁器であれば古伊万里専門店や絵画の版画専門店など)。複数の買取店舗で相見積もりを行い、比較検討するとなお良いでしょう。大きいものであれば、出張の買取方法がある業者が良いでしょう。
注意点・ポイントとしては、保管を良い状態にし、手間ですがなるべくきれいな状態に手入れして、付属品も全て用意してお持ちしてください。 
着物は対応している店舗が異なります。どうしてもご処分したいのであれば、買取ジャンルが広いリサイクルショップも一考です。
持ち込みでの売却は、クーリングオフができないことに注意が必要です。

●ネットオークションやフリマアプリに出品する
特定の骨董品コレクターはインターネットで品物を探すことが多いものです。特に、そうしたコレクターを想定して、ネットオークションやフリマアプリで出品すると売却できるかもしれません。さらに価格を自分で設定できるため希望の価格で販売しやすいというメリットがあります。ただし購入者がすぐに見つかるとは限らないので、現金化に時間がかかってしまう場合があります。

●古物商主催の市場に持って行く
古物商主催の市場があり、骨董市・蚤の市や会員制のオークションなどが幅広く開催されているます。古物に関心のある人が多く集まるので、購買意欲の高い参加者が多いと言えます。
ネットオークションやフリマアプリでは売れ残るマニアックなものまで売却できる可能性があります。ただし、参加する市場が古物営業の許可を得ている業者(古物商)のみ参加を許されていることがありますので、注意が必要です。

   

骨董品を売るコツについては、以下の当社ホームページの記事も参考にしてください。

骨董品を高く売るコツを紹介|売るための手順まで徹底解説!
URL: https://kotto-kotaro.com/news/detail/kottouhinotakakuurukotsu/

骨董品はどのように処分すれば良い?無駄にしない有効な整理方法
URL:https://kotto-kotaro.com/news/detail/kottousyobun/

 

骨董品が売れない、はこれで解決! 骨董品の特徴を見極め、コレクターとの接点で売ろう!

骨董品という一括りでは様々な品物があります。上記でご紹介したように、確かに売却が困難な骨董品があることは事実です。だだし、自分にとって価値がないと思っていても、コレクターにとって価値があるというケースはあるかもしれません。せっかくお手元で永らく使われていたものですので、できれば使い続ける方の手元に届けたいものです。そうしたときにはこちらでご紹介した方法を使用すれば大丈夫。利益も残り、きっと骨董品も喜んでくれるでしょう。それでも、もし骨董品のご処分・ご売却に迷われたら、骨董品買取こたろうにご相談ください。

  

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