洋画
東郷青児 若尾利貞 絵画 陶器の買取実績
亡くなられたご主人がご趣味で集められていた数々の絵画や陶器をいまのマンションでは手狭になられたのことで一部を手放したいとのことで査定依頼のお電話いただきました。
絵画は東郷青児の代表的な婦人画の油絵絵でした。東郷青児は明治30年鹿児島で生まれ青児の名前の由来である青山学院を卒業し、竹久夢二の作品の手伝いなどして柔らかな女性の絵画を描き始めました。画風は独特のデホォルメを施された女性像の絵画が有名です。本や雑誌、包装紙などに多数使われていて多くのファンが現在でも根強く残っています。
陶器は若尾利貞の花生けをアレンジした対の作品は季節の花木が描かれていて希少価値のある物です。若尾利貞は1933年岐阜県で生まれ鼠志野の第一人者で美濃陶芸の発展に尽力し2003年に人間国宝に認定されました。若い頃は陶磁学者の小山富士夫の手伝いをし豊かな知識を身につけ、作品に昇華しています。
良い作品を他にもお持ちで手放すのが惜しいとのことでした。ご納得価格で買取させて頂きました。ありがとうございました。