茶道具
川端近左 茶道具/菓子器縁高 竹花入の買取実績
7月に出張買取をさせていただいたお客様から、ご連絡を頂戴し、
再度、亡くなられた叔母さんがお持ちだったお茶道具の整理を
されるとのことでお訪ねいたしました。
査定のポイント
今回は川端近左の漆器の重箱や樟庵の竹花入などの茶道具を
買取させて頂きました。
川端近左は地元大阪の塗師として、お茶道具を制作している塗師です。
●川端近左
川端家は滋賀県(近江)の出身で代々、京都二条高倉上るに於いて但馬豊岡藩
備前岡山藩などの御用油商を営んでいました。
家業の傍ら俳諧・俳画・日本画などをたしなみ、特に好きで蒔絵を始めたのが
いつしか(天保年間頃)家業になったと伝えられています。
「近江屋」の屋号と名字の「佐兵衛」より「近左」を銘しています。
磨かれた漆芸の技とともに、その名が代々受け継がれ二百年続く由緒ある
名跡で、現在は六代目となっています。
鑑定士より一言
お譲りいただいた美術品の場合、一度で手放すのでなく、
よくお考えの上、数度に分けてご売却を検討しても良いと思います。
ご納得いただける査定とご売却のために、数度に分けた出張査定の
ご希望にもこたろうでは対応させていただいております。
ありがとうございました。