茶道具

 茶道具の買取実績

作家不明

買取エリア

東京都中央区

    茶道具 一瓢斉 棗  茶碗 宮川香雲 鵬雲斎書付

    先代が収集されていた茶道具でしたが、今後活躍する場面がなさそうなので整理をしたいと出張買取のご依頼をいただきました。全てで20点程のお品物がございましたが、中には蒔絵師として有名な一瓢斉の棗や陶芸家の宮川香雲の茶碗などもあり大変良いお品物をお譲りいただく事ができました。誠に有難うございました。

    一瓢斉の棗に関しましては立体感のある金の高蒔絵が施された作品で、本人書付がある桐材で作られた共箱が揃っていました。こちらの作品には更に二重箱といわれる漆塗りの木箱に収納されておりこの様な仕様となっている茶道具は、とても高価で査定の高評価にも繋がるポイントとなります。
    宮川香雲の茶碗には一瓢斉の棗と同じ様に桐で作られた共箱がございましたが、蓋裏に鵬雲斎の書付がありましたので更に高い評価となりました。出来栄えに関しても京焼茶碗らしい豪華でありながら、香雲らしい上絵付けの上品な繊細さと季節を感じさせる素晴らしい構図で万人が美しいと思える作品でした。こういった作品も高い評価に繋がり、今回の高額査定のポイントとなりました。
    2点共、ほぼ未使用に近い作品でダメージなどなく共箱や共布など付属品も揃っておりましたので良い評価をつけさせて頂きました。
    蒔絵師 七代一瓢斉 栄造
    江戸から現在八代目まで続く伝統ある蒔絵師。伝統的な蒔絵の技法を受け継ぎながらも、その作品にはユーモアで遊び心を感じる事ができ多くの人を魅了し続けている。
    京焼陶芸家 宮川香雲
    伝統ある京焼の名門・宮川家から分家してできた京焼の窯元、龍谷窯の当主。
    華やかな金襴手を得意とし、豪華で美しい作品が多く茶の世界で大きな功績を残した一人とされている。

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