茶道具
裏千家十五代家元・鵬雲斎 茶道具/掛軸 陶器の買取実績
インターネットよりこたろうをお選びくださり、陶器などの件でご相談いただき、即日ご来店にてお買い取りさせていただきました。
お祖母様が茶道の先生をされていたとの事でしたがその後、どなたも触れることがなく、一部のお道具は残し、そのほかはすべて整理を希望されていて一旦は車で積み込める分をお持ち込みいただきお買取させていただき、積み込めなかった分については後日あらためて出張にて対応させていただくこととなりました。
査定のポイント
どの作品もとても丁寧に管理されており状態の良い作品ばかりでしたが掛軸のひとつに裏千家第15代家元鵬雲斎の掛軸があり、こちらは高額の査定となりました。
おそらく家元より色紙をいただき、その後表装して掛軸に仕立ててお使いになられていたと思われ、桐箱には箱書きが記されていなかったため、わずかな減点とはなってしまいましたが状態も良く、高い評価をつけさせていただきました。
●裏千家十五代家元・鵬雲斎/玄室
大正12年、京都府生まれ。
同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。
昭和24年 大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修行得度、斎号『鵬雲斎』安名『玄秀宗興』を受け若宗匠となる。
昭和39年 裏千家第15代家元となり今日庵庵主として宗室を襲名。
平成元年 文化功労者
平成9年 文化勲章
平成14年、嫡男千 宗之に家元を譲座し、汎叟千 玄室大宗匠。(哲学博士、文学博士)
鑑定士より一言
茶道具は季節、行事によってお道具を使い分けるため茶碗、釜、掛軸も含め複数の道具を揃える必要があり、先生ともなるとお茶碗だけでも100点以上持たれている方も少なくありません。
一期一会の精神で御点前では誠心誠意、最高のおもてなしをされているのでしょう。
こたろうでは茶道具に精通したスタッフも在籍しており、ひとつひとつ細かな説明を交えながら進めさせていただいております。
特にご遺品であまり知識のない方も多いため、より詳しくわかりやすいように説明し、十分ご納得いただいた上でご縁をいただいております。
ぜひ茶道具のご相談はこたろうにお任せください。