茶道具
金谷五郎三郎 一鶴斎 一東斎 茶道具/銀瓶 銀器の買取実績
お電話の持ち込み査定のお問い合わせをいただき、
当日にご来店の希望を頂戴しました。
ご本人は作品に関して、ネットでいろいろと価値を調べたうえ、
お越しいただきました。
査定のポイント
家にある美術品を整理したいため、名古屋店に持ち込みました。
すべてお茶道具で中に京都にある金属美術品を製作する老舗、金谷五郎三郎の銀瓶がありました。
人気の宝珠形で、とても使いやすいサイズでした。共箱も付属しており、
水漏れもなく保存状態良いものでしたので、高価にて買取させていただきました。
他の作品も詳細に説明して、一点ずつを金額提示させていただきました。
すべてお客様にご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●金谷五郎三郎
京都を代表する錺鋳物師で、代々同名を世襲し、茶道具や花器で知られています。
鍛金、鋳金、彫金など伝統的な金属工芸技法を駆使して、四百年余にわたって名品の数々を生み出しました。
初代金屋五郎三郎は屋号を「金屋」と称して銅器着色法を工夫し、緋銅色は特に称賛を博して「五良三色」と言われています。
豊臣秀吉に命ぜられて茶道用火鉢を「五良三郎色」で造ったところ、大いに賞美を受けて、
以後、家伝の秘術として歴代相伝に受け継がれました。
8代金屋五良三郎は尾州徳川公の御用達となって寵遇を受け、「五良三」と言えば銅器の別称と言われた時代があります。
9代金谷五良三郎は歴代中の名匠で斯業振興に尽力し、内外博覧会で多くの賞牌を受け、「金屋」を「金谷」と改めました。
11代金谷五良三郎は「金谷五良三郎」の商標登録を取得しています。
当代は13代目となっています。
鑑定士より一言
金属製品で銀製品の急須・ヤカン・茶釜などは、保存により変色してしまう場合があります。
また金属の中ではやや柔らかい材質のため、変形しやすいものですが、
銀そのものの価値としては変わらないものですので、
ご不要になりましたら、こたろうにご相談ください。