茶道具
中里重利 石井康治 茶道具/唐津茶碗 ガラス水指の買取実績
清掃業社様からのお問い合わせでお電話をいただき、
家の清掃に伴う、お茶道具整理の要請を頂戴しました。
後日出張査定に伺いました。
査定のポイント
ほとんどお稽古用の茶道具でしたが、中に唐津焼で有名の作者中里重利の茶碗があり、傷などもなく保存状態良いものでした。
他にも石井康治のガラス水指などありました。高価にて買取させていただきました。
一部買取不可の作品もありましたが、残りすべてご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●中里重利≪なかざとしげとし≫
十二代中里太郎右衛門(無庵)の第三子として生まれる。
重利が青年の頃は戦後間もない食糧危機の時代であったが伝統の中里家の当主であった父や兄をよく助け、
自身も叩きの技法を修得し昭和27年には、日展初入選を果たす。
その後、独自に古陶磁などを研究し「土・技・炎」の3つの要素が三位一体となった「三玄壺」で昭和40年には日展特選・北斗賞を受賞。
昭和48年にこの作品にちなみ、三玄窯を築き独立。平成27年5月死去。
鑑定士より一言
ここ数年、事業者様からのお問い合わせが増えております。
不動産業者様、整理清掃業様など、自社で処分していいかどうかの判断に悩まれるケースがあります。
美術品として価値があるかどうか、ご不明の際は、残されているお品物の全体的な写真や
箱に入れられて残されているお品物の写真をお送りいただければ、
査定させて頂く価値があるお品物かどうかに付きまして、お調べして対応させていただいております。
この度はありがとうございました。