茶道具
九代大樋長左衛門 茶道具/大樋焼 十二ヶ月茶碗の買取実績
遺品整理をご希望されているお客様からお問い合わせのお電話をいただき、
後日、出張査定でお客様のところへお訪ねし、査定をさせていただきました。
査定のポイント
元々お親戚様の趣味で収集されていたお茶道具で、ご依頼者様はあまり詳しくなかったようです。
ほとんどお地元作家さんの作品ですが、
中に九代大樋長左衛門の十二ヶ月茶碗がありました。
残念ですが12点の内5点紛失のため、揃いの価値としては
減点ポイントになってしまいます。
それぞれの作品すべて一点づつ金額を提示し、高価にて買取しました。
査定希望の作品は、詳細に説明して、
すべてご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●九代大樋長左衛門
1901年金沢生。
1934年大樋焼本家窯元九代目を襲名。
中興の祖である五代勘兵衛に匹敵する名工といわれた。日本工芸会正会員。
十五世裏千家鵬雲斎宗室より陶土斎の号を受ける。
1986年 死去。
鑑定士より一言
シリーズ、連作として制作・発表されている作品はそれぞれが揃って
正しい評価となります。
しかし、一部しか、お手元に残っていない場合、個別の評価となってしまいます。
それでも、人気のデザインなどもありますので、評価の高低はありますが、
よい査定を出させていただくことは、不可能ではありません。
この度はご利用いただきまして、誠にありがとうございました。