多田桂寛　茶道具/老松 蒔絵 中棗の買取実績

お客様には申し訳ありませんでしたが、市場価値で見てしまうと
残念ながら高額査定が難しいお品物が多い状況でした。
その中でも、蒔絵師・多田桂寛などは
いくつか共箱もあり状態も良いものが有りましたので、
全てご説明ご案内させて頂き数点ほど買取のご縁を頂く事となりました。

●多田桂寛
昭和10年　石川県山中温泉に生まれる
昭和28年　高校卒業後、父宋寛の指導の許、下地、上塗技術の習得に励む
昭和30年　丸物木地の知識を名工故川北浩一氏より教わる
又蒔絵の知識を作家　表　正則氏より学ぶ
昭和56年　川端近左先生と出会い、蒔絵、漆とその豊富な知識を授かる
山中産業委員会会長賞　受賞
昭和57年　石川県伝統産業振興会会長賞　受賞
昭和58年　横浜高島屋に於いて加賀・金沢老舗店に出品　以降毎年出店
昭和59年　東京新宿京王百貨店画廊にて個展開催
昭和60年　加賀市長賞　受賞
昭和62年　石川県副知事賞　受賞
平成3年 　伝統産業振興会会長賞　受賞　以後個展を開催

たまに「価値のあるものはないから…」と遠慮されるお声をお聞きします。
然しながら、弊社ではお写真や作者を先に確認させて頂く場合も御座いますが、
簡単に処分せずに次の方へお繋ぎしたい、可能な限りご希望に添いたい、
という思いでやらせて頂いておりますので、遠慮なくご相談頂ければと存じます。

この度はご縁を頂きまして誠にありがとうございました。