茶道具
十三代黒田正玄 茶道具/竹香合の買取実績
当社ホームページを検索いただき、美術品ご処分のご相談を電話でいただきました。
ご自宅が当社東京店のお近くとの事で、お客様のご自宅まで出張査定にて対応させていただきました。
査定のポイント
お母様が茶道教室をされていたとの事で美術品が多数あり、
茶道具、陶磁器を査定させていただきました。
査定させていただいたお茶道具の中に竹器師・十三代黒田正玄作の竹香合がありました。
黒田正玄は京都三千家にお茶道具を納める「千家十職」と呼ばれる工芸家の一人です。
さらにこちらは裏千家十五代家元・鵬雲斎の書付がある箱書よいお品物でしたので
高価お買取となりました。
●十三代黒田正玄
昭和11年 京都生まれ 本名「正春」
早稲田大学第一文学部卒。
昭和41年 13代黒田正玄を襲名。
平成26年 長女『益代』に【黒田家】の家督を譲り、自身は剃髪し【弄竹斉玄督】と号す。
平成29年 逝去
●裏千家十五代家元・鵬雲斎/玄室
大正12年 京都府生まれ。
同志社大学卒業後、ハワイ大学修学、韓国・中央大學校大学院博士課程修了。
昭和24年 大徳寺管長後藤瑞巌老師のもとで修行得度、斎号『鵬雲斎』安名『玄秀宗興』を受け若宗匠となる。
昭和39年 裏千家第15代家元となり今日庵庵主として宗室を襲名。
平成元年 文化功労者
平成9年 文化勲章
平成14年 嫡男千 宗之に家元を譲座し、汎叟千 玄室大宗匠。(哲学博士、文学博士)
鑑定士より一言
今回ご相談頂いたのは茶道具、陶磁器でしたが、他にもまだ美術品があるとの事で
再度ご自宅に訪問し、買取させていただきました。
作者不明、置き場所がなく売却したい等些細な事でもご相談いただければと思います。
この度はありがとうございました。