茶道具
田村耕一 茶道具/青磁茶碗の買取実績
お客様からLINE査定でのお問い合わせをいただき、お婆様の代からお持ちの陶器、
洋食器等のが使用する事がないため、
整理をご検討中との事で、出張査定にお訪ね致しました。
査定のポイント
弊社LINE査定にて事前にお写真を頂戴した後にお見積金額をご提示し、現地にて実物確認後、
数が揃っていない物や箱のないお品物がございましたが、写真で頂いていなかった物を含めて、
お見積の最大金額をご提示した所、この度当社にてお買取させて頂ける事となりました。
こちらのお品物には、人間国宝の陶芸家・田村耕一作、青磁茶碗を中心に
大倉陶園、有田焼の柿右衛門窯等の花瓶、食器類がありました。
その他では金額のご提示が難しいお品物もありましたが、
今回ご縁を頂きましたので、全ての整理にご協力し、お引き取りさせて頂きました。
●田村耕一
1918年6月田村林次(雛人形師)の次男として栃木県佐野市に生れる。
1941年に東京美術学校工芸科図案部を卒業し、大阪府の私立南海商業学校デザイン教師に就任。
その後兵役につき、1946年京都の松風研究所に輸出陶器のデザイナーとして入所する。
この研究所の顧問で後の人間国宝・富本憲吉から直接指導を受ける。
1948年に郷里の佐野に帰り、赤見窯の創業に参画し、同年栃木県芸術祭に出品して、芸術祭賞を受賞。審査員の浜田庄司に認められる。
1949年に倒焔式の薪窯を築き、浜田氏の推薦で栃木県窯業指導所の技官となる。
1953年に指導所を辞めて、自宅に四袋の登り窯を築き本格的な作家活動に入る。
1956年の第5回現代日本陶芸展覧会で朝日新聞社賞を受賞したことにより、陶芸作家として、存在が知られるようになり、1957年日本陶磁協会賞を受賞。
1967年に東京芸術大学助教授に就任し、1970年には栃木県文化勲章を受賞。1977年教授に昇進。
1979年紺綬褒章を受賞。1983年紫綬褒章受賞。1986年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、同年芸大名誉教授となる。
1986年に鉄絵の技術で人間国宝に認定される。
1987年に68歳で永眠。
鑑定士より一言
当社ホームページよりLINEにお友達登録いいただければ、
写真をお送りいただいたお品物に関しては、ご訪問前の査定金額の提示も可能となります。
詳細部分につきましては、現物を確認させていただくことが必要となりますが、
ご売却に当たってのお客様のご希望や想定した査定額との合致度合いが確認できますので
特に複数のご親族で決定したい場合などはご利用をおすすめいたします。
この度ーはご利用いただきまして、誠にありがとうございました。