茶道具
鬼丸碧山 茶道具/高取焼 茶入の買取実績
当社ホームページをご覧いただき、お茶を習われていた先代の遺品整理で
お声がけいただきました。
出張で査定にお訪ねし、どちらの茶道具も査定額にご納得のうえお譲り頂きました。
査定のポイント
高取焼は黒田藩の御用窯であったため、より城に近い現在の場所にと窯を移したのが十八世紀の初頭。
このころより茶道具の名品を数多く生み出して、現在までに窯元がいくつも生まれています。
陶器でありながら、指で弾くと磁器のような高い音が出るのが特徴です。
今回の茶入も、初代鬼丸雪山が開窯した窯元で生まれた高取焼らしい立派な作品でした。
●初代・鬼丸碧山(おにまる へきざん、1947年~2006年)
福岡県出身。本名は勝弘
鬼丸雪山の長男として生まれる。1967年より父に師事して製陶を開始。
日本伝統工芸展、西部工芸展、九州山口陶磁展、日本陶磁展、中日国際陶芸展ほかにて入選多数。
そのほか日本橋高島屋、心斎橋大丸、福岡玉屋、広島三越にて個展開催。
作品では高取伝統の茶陶で茶入、水指などに秀作を残す。
陶印は、丸印「碧山」など
現在は、初代碧山の長男が二代碧山として作品を制作している。
鑑定士より一言
この度はご縁頂きありがとうございます。
先代が大切にされてきたたくさんの茶道具類を買取させて頂きました。
しっかり大切に使用してくださる方の元へ橋渡し行って参ります。