茶道具
各務鉱三 河合卯之助 土屋善四郎 茶道具/菓子鉢 茶碗 陶器類の買取実績
ご両親の遺品整理を予定されているお客様で、インターネットで当社を検索いただき、お電話で査定の依頼がありました。
ご連絡いただいたその日の内に片付けたいというご希望でしたが、当日の予定を合わせて、その日のうちに訪問いたしました。
すぐに対応させてもらいました。
査定のポイント
お伺いすると大きな荷物はほとんど片付けられていて、箱入りのお茶道具がお部屋の隅に置かれてました。
品の良い道具が数や多くありました。
各務鉱三のクリスタの鉢、河合卯之助の葉っぱのデザインのお皿や土屋善四郎のだいこんのデザインの茶碗など、
これらは特に保存状態が良好な作品でした。
その他、ご用意いただいたお品物総て、ご納得いただける査定価格で買い取らせていただきました。
●各務鑛三
明治29(1896)年3月3日岐阜県土岐郡に生まれ
愛知県立陶器学校から東京高等工業学校図案科選科に進み大正5年に卒業、その後5年間同校窯業科に勤務
明治9年満鉄窯業試験所に入社し窯業研究に従事
昭和2年には満鉄からドイツ留学を命じられ国立シュツットガルト美術工芸学校へ入る
校長のアイフ教授に師事してグラビール、カットなどガラス彫刻を1年半の間学んだ。
昭和4年に帰国。翌5年工房を新設し独立、昭和7年13回帝展に初入選
昭和9年には東京市蒲田区西六郷1-7に各務クリスタル製作所を設立、同年の15回帝展では特選を受けた。
東京府工芸品展、商工省主催輸出工芸展等の審査員をつとめた
岩田藤七の色ガラス、各務のクリスタルガラスで、岩田と共に硝子工芸の先駆的役割を果し、
硝子工芸を工芸美術の今野にまで高めた。
戦後は日展に出品、審査員をつとめ日展評議員、日展参与を歴任した。
昭和28年芸術選奨文部大臣賞を受賞、昭和33年のブリュッセル万国博覧会ではグランプリを受けた。
昭和35年日本芸術院賞を受賞する。
昭和60年逝去
鑑定士より一言
基本的には、ご来店・出張査定とも、事前にご予約いただいたうえでのご対応となりますが、
当日の空き時間により、急なご対応でも可能となる場合もございます。
まずはこたろうにお電話いただき、ご要望をお聞かせください。
この度はご利用いただき、ありがとうございました。