彫刻・ブロンズ

高村光雲 ブロンズ彫刻/観音像の買取実績

高村光雲

買取エリア

東京都足立区

    こたろうホームページより電話にてお問い合わせいただきご来店くださいました。先代のご遺品だったそうでご本人は作者や作品の価値が分からないため何社かに見ていただいた上で決断されるとの事で、最終的にこたろうにてご縁をいただくことが叶いました。
    ご自身で購入された物でない場合は作者や金額の相場もわからないのが一般的ですので数社に見積もりを取って参考にされたほうがよろしいかと思います。

    査定のポイント

    このたびご縁をいただいた作品は高村光雲作「聖観音」のブロンズ作品でオリジナルの作品ではないものの、かなり以前に制作されたブロンズで状態なども良いことから高額のご提示となりました。観音作品は近年の間にも複製品が多く製作されており希少性が薄れてきてしまっていますがお譲りいただいた作品は50年は経っていると思われ木箱も年月を経た味わいがある物であることから高価買い取りに繋がりました。

    ●高村光雲
    嘉永5年2月18日生まれ。高村光太郎,高村豊周(とよちか)の父。高村東雲に木彫をまなび,東雲の姉の養子となる。
    明治10年第1回内国勧業博で、東雲の代作を行った「白衣観音」が最高賞を受賞。
    東京美術学校(現東京芸大)教授,文展審査員などを歴任。
    大正8年帝国美術院会員。作品に「楠公像」「西郷隆盛像」「老猿」など。
    昭和9年10月10日死去。

    鑑定士より一言

    彫刻家高村光雲は近代彫刻の巨匠も弟子になっているなど日本の美術史に於いても欠かせない人物です。代表作品の「老猿」は国の重要文化財になっており、上野恩賜公園の西郷隆盛像も光雲の作品になります。
    近代彫刻にも多大な影響をもたらした巨匠高村光雲。しっかりと次世代へと継承しなければいけない責任を感じながら橋渡しさせていただきます。
    彫刻、ブロンズ作品はぜひ骨董品こたろうにおまかせください。

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