絵画
大久保作次郎 絵画/油彩画 人物画の買取実績
ご自宅のリフォームに伴うご整理から、出張査定のご依頼を受けました。
ご親族の集められた油彩画が多数あり、訪問査定後にお買い取りいたしました。
その中に昭和時代に活躍した大久保作次郎の作品がありました。
査定のポイント
大久保作次郎(1890-1973)は昭和初期から戦後にかけて活躍した洋画家です。
光あふれる穏やかな風景画を多数描き、日展の審査員など重鎮も務めました。
今回の作品「仙人掌(サボテン)」は、室内画ですが外光に満ちた暖かな画面が
印象的な1957年作です。
昭和30年前後に描かれた同様の作品が画集にあり、
室内の人物画をテーマにした制作時期のものです。
長年展示されていなかったそうで、比較的に状態が良く、
50号と大型でもありしっかりと評価いたしました。
鑑定士より一言
かつての人気画家でも、死後数十年の歳月で忘れられてしまう作家も多くいます。
大久保作次郎もそうした埋もれた作家かもしれません。
現在も魅力ある作品でありながら、比較的に流通価格が低く、再評価が期待されます。
お手元に飾られていない洋画作品などありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。





