工芸品
三谷吾一 工芸品/漆芸額の買取実績
工芸品、美術品ご整理の希望で、当社ホームページをご覧いただき
お問い合わせがありました。
ご予定を合わせて訪問させていただき、査定後に買取りをさせていただきました。
数十点のコレクション中に三谷吾一の漆絵作品がありました。
査定のポイント
三谷吾一は漆塗りで有名な石川県輪島市で沈金技術(漆塗り表面に細かい彫りを施した後、
金粉で装飾する伝統技法)を修得し、独自の絵画的表現と技法を追求した作家です。
金以外の金属粉を独自にアレンジする事で色彩を豊かにし、
柔らかい線描が従来の漆絵にない作品を生み出しています。
1919年 - 石川県鳳至郡 生まれ
1938年 - 前大峰に沈金技法を師事
1941年 - 沈金職人として独立。
1977年 - 輪島塗技術保存会会員。
1989年 - 日展理事。
1991年 - 現代工芸美術家協会常務。
1994年 - 輪島塗技術保存会副会長。
2002年 - 日本芸術院会員。
2017年 - 石川県金沢市にて死去。
鑑定士より一言
今回お譲りいただいた三谷作品は、工芸界の人気作家らしいユニークな表現が楽しめる一品として
しっかり評価いたしました。
また長く展示されず収納されていたため額等も美品でした。
収納されたままで状態のよいの美術工芸品につきましては高額査定となる可能性があります。
ご整理等ございましたらこたろうまでお問い合わせください。どうぞよろしくお願いいたします。
この度はありがとうございました。