日本画・掛軸

池田遥邨 日本画・掛軸 絵画 陶器 の買取実績

池田遥邨

買取エリア

東京都江東区

    引っ越しにあたり遺品の整理でインターネットよりこたろうをお選びいただきご相談くださいました。陶器や掛軸など作者もわからず他社様では出張対応をお断りされてしまったとのことでしたが、こたろうではある程度の内容をお聞きしてご希望の日程で訪問させていただきました。

    査定のポイント

    陶器では九谷焼の香炉や置物、掛軸は表装される前の本紙の状態の作品も含め10幅程あり、その中に昭和年代に活躍され、文化勲章まで受賞された池田遥邨の作品もあり、こちらはとても珍しい諸国の風景や場面を描いた作品であったことから高額の査定となりました。

    ●池田遥邨
    明治28年11月1日生まれ。岡山県出身。本名は昇一
    松原三五郎に入門,洋画で文展に入選したが,大正のはじめ日本画に転じ,竹内栖鳳(せいほう)に師事した。
    昭和3年「雪の大阪」,5年「烏城」が帝展特選。
    昭和11年から母校の京都市立絵画専門学校(現京都市立芸大)でおしえた。
    昭和28年から青塔社を主宰。
    昭和51年芸術院会員。
    昭和62年文化勲章。
    昭和63年9月26日死去。92歳。

    鑑定士より一言

    陶器や掛軸には作者の名前が作品、木箱(桐箱)に書かれていますがすんなりと読める書体は多くはありません。ご遺品の整理でご相談いただいた際、作者など詳細をお聞きしていますが箱の字が読めない方が多くいらっしゃいます。
    こたろうでは長年美術品に携わってきたスタッフがいますので大半の作品は作者が特定できます。その際どのような作者でどのような価値がある作品かも併せてお伝えしております。
    稀に木箱と中身の作品が合っていない場合もありますので、ひとつひとつ確認させていただきながら進めさせていただいております。
    大切に残されてきた美術品をこたろうでは丁寧に取り扱い、次の方へしっかりと橋渡しさせていただきます。

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