日本画・掛軸
尾関桃林 茶道具 陶器 掛軸の買取実績
先代のご遺品の整理で数多くの茶道具の査定見積もりをご依頼いただき出張にお伺いしました。作品の大半は桐箱もしくは杉箱に収まっておりとても大切に保管されていることがうかがえ、特に注意を払いひとつひとつしっかりと拝見させていただきました。
お品物の中に茶席用の掛軸が何幅かあり、いずれの作品も大徳寺のご住職が揮毫された掛軸でその中のひとつに尾関桃林という住職の作品があり現在では市場であまり流通されていない作品でしたのでしっかりとした査定金額をご提示させていただきましたら。大徳寺は茶道と深い関わりがあることから全国でも大変人気があり、好まれて使われているお道具です。
査定のポイント
尾関桃林は厳密にいうと現在住職ではなく閑栖と呼ばれる、いわば隠居になられています。したがってこれから先、新たに作品が作られることはなく希少価値が高まる作品となり査定評価も高くつけさせていただきました。
鑑定士より一言
全国に大徳寺派のお寺は数多くありますがそれぞれのご住職の作品すべてが市場価値があるわけではなく、金額のご提示が可能な作品は京都の大徳寺内にある塔頭と呼ばれる22ほどの寺院のほか全国のいくつかの大徳寺派の作品に限られてしまいます。
お問い合わせの際は作品の詳細をお聞かせいただけましたらより正確な価値をお伝えすることができますので今一度ご確認いただき皆様からのご連絡をお待ちしております。