日本画・掛軸
伊東深水 日本画・掛軸/掛軸 静物画・牡丹の買取実績
お父様の遺品整理をしているとの事で当社ホームページを検索いただき
お電話でお問い合わせを頂戴しました。
絵画・掛軸・陶器など、美術品全般を査定希望とのこと
日時を決めて対応させていただきました。
査定のポイント
ご依頼者のお父様が美術品を集めており、主に絵画が多かった印象でした。
掛軸もあるとの事で伊東深水を拝見させていただきました。
牡丹の花を描いた作品で、状態はシミなどマイナスとなるポイントが多かったまのですが
人気日本画家の作品ですので、高く評価させていただきました。
●伊東深水
1898年‐東京深川に生まれる
1908年‐職工となり東京印刷の活字工になる。日本画家の中山秋湖に日本画を習う
1911年‐縁あって鏑木清方へ入門。「深水」の号を与えられ、夜間学校で苦学しながらも精進する、14歳
1912年‐第12回巽画会展に『のどか』が初入選
1913年‐巽画会1等褒状
1914年‐再興第1回院展に『桟敷の女』が入選、東京印刷を退社する
1915年‐第9回文展に『十六の女』が初入選
1916年‐渡辺版画店から第1作『対鏡』を発表、新版画運動に参加、東京日日新聞などに挿絵を描く
1922年‐平和記念東京博覧会で『指』が2等銀牌
1927年‐大井町に深水画塾設立
1932年‐人物画の再興を目指し「青々会」設立
1943年‐召集され海軍報道班員として南方諸島へ派遣、外地で4000枚ものスケッチをする
1945年‐長野県小諸市に疎開
1948年‐『鏡』で第4回日本芸術院賞受賞
1949年‐鎌倉に転居
1950年‐白鳥映雪、児玉希望、奥田元宋、佐藤太清等と日月社を結成、後進の育成にあたる
1958年‐日本芸術院会員に推挙
1972年‐癌により5月8日没 享年74
鑑定士より一言
家を整理するとの事で今回も弊社を選んでいただき、
査定評価もご納得いただき全てお譲りしていただきました。
作者不明、置き場所がなく売却したい等お気軽に些細な事でも
ご相談いただければと思います。
この度はありがとうございます。