日本画・掛軸
折口信夫(釋沼空) 日本画・掛軸/書掛軸の買取実績
ご自宅を改装するとの事で、当社ホームページを検索いただき、
お電話でお問い合わせを頂戴しました。
当日は息子さん家族同席の元、美術品全般を査定希望とのことで、
日時を決めて対応させていただきました。
査定のポイント
ご依頼者本人が美術品を集めており、掛軸がかなりの量を所有しており、
1点ずつ査定させていただきました。
残念ながら単品でのお値段ご提示出来ないものもあり、
おまとめでの査定となってしまった作品が多くありした。
しかし、民俗学者・折口信夫先生をはじめ、魅力的な作家も多く、
ご自身で集めていたこともあり、作品を収納した環境も整えられており、
どちらも保存状態が良い作品でした。
これらは高く評価させていただき、ご依頼者様もご納得頂き、
どちらもすべて買取させていただきました。
●折口信夫(釋沼空)
明治20年 2月11日大阪府西成郡木津村に父秀太郎、母こうの四男として生まれる。
明治43年 國學院大學を卒業。
大阪で中学校教師をしたのち、國學院大學に勤め、国文学、民俗学、芸能学、言語学と研究分野を広げる。
大正10年 9月國學院大學教授
昭和 3年 5月慶應義塾大学教授を兼任
昭和 7年 3月に文学博士となる。
一方で詩歌の才能に優れ、釈迢空の筆名で独自の歌風を確立する。
昭和19年 7月21日に春洋を養嗣子とする。
昭和24年 7月、春洋の生地である羽咋市一ノ宮町に父子墓を建てる。
昭和28年 9月3日午後1時11分、胃癌のため没した。
鑑定士より一言
ご自宅を整理するとの事で弊社を選んでいただき、
査定評価もご納得いただきお譲りしていただきました。
作者不明、置き場所がなく売却したい等、
お気軽に些細な事でもご相談いただければと思います。
この度はありがとうございます。