日本画・掛軸
上村松篁 日本画・掛軸/シルクスクリーンの買取実績
当社ホームページをご覧いただき、大阪市内のお客様からお母様の遺品を見て欲しいとのことで、
お問い合わせをいただきました。
絵画の査定の希望で、当社大阪店まで作品をご持参でご来店頂きました。
査定のポイント
今回査定させて頂いたのは、日本画家・上村松園を母にもつ上村松篁の日本画です。
現代「花鳥画」の最高峰と言われる上村松篁のシルクスクリーン作品「尾長」です。
徹底した写実の筆で格調高い作品を数多く描き、昭和59年文化勲章を受章した日本画家で
松篁の母である美人画の第一人者、上村松園も文化勲章を受けており、親子2代の受章をしました。
そういったこともあり、ご持参いただいたお品はしっかり査定させて頂き、
高値でお買取りさせて頂きました。
◆上村松篁
1902年(明治35年) 京都に生まれる
1921年(大正10年) 『閑庭迎秋』が帝展に初入選する
1924年(大正13年) 京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)卒業
1928年(昭和 3年) 『蓮池群鴦図』が帝展の特選となる
1948年(昭和23年) 奥村厚一、秋野不矩、山本丘人らと日本画の団体『創造美術(のちの創画会)』を結成
1959年(昭和34年) 芸術選奨文部大臣賞を受賞
1967年(昭和42年) 日本芸術院賞を受賞
1968年(昭和43年) 京都市立芸術大学名誉教授
1973年(昭和48年) 勲三等瑞宝章を受章
1981年(昭和56年) 日本芸術院会員となる
1983年(昭和58年) 文化功労者
1984年(昭和59年) 文化勲章
1994年(平成 6年) 松伯美術館が開館
2001年(平成13年) 心不全のため死去。98歳
鑑定士より一言
今回のような有名作家の日本画などは比較的に高値買取させて頂くケースが多いので、
即決にてお買取させていただく運びとなりました。
現在弊社では、絵画の高値買取強化中です。ご自宅に、作者が今一つわからないが捨てるには惜しい
と思うようなお品物などございましたら是非一度、弊社までお声掛けください。
この度はご縁をいただき有難うございました。