日本画・掛軸
志村立美 日本画・掛軸/木版画 美人画の買取実績
祖父の遺品整理でs当社ホームページを検索いただき、電話でお問合せのご連絡を頂きました。
その後、お問合せ当日のお電話から2時間後にはお客様のお宅をお訪ねし、
査定額にご納得の上お譲り頂きました。
査定のポイント
今回査定させていただいたのは日本画家・志村立美の木版画「あやめ」です。
岩田専太郎と並ぶ昭和を代表する挿絵画家として知られています。
白い肌が印象的な女性画を描くことで有名です。
今回の作品も限定450部の証明シール付きの作品でした。
保存状態もよく高値をお付けしました。
●志村立美
1907年 群馬県高崎市生まれ。
1924年 山川秀峰に入門 美人画を修める。本名・仙太郎。
彼の推薦を受け、挿絵での活動を行うようになる。
肉筆画も鏑木清方主宰の郷土会、師である山川秀峰、伊東深水らの主宰する青衿会等へ出品をする。
その後、主婦の友・婦女会などの雑誌口絵などでその名を知られるようになり、
林不忘原作の丹下左膳の挿絵などで岩田専太郎と並ぶ人気画家となる。
当時の大衆娯楽としての挿絵の重鎮として活動をしていくが、晩年は挿絵での活動を休止し、
本来の立美の原点である日本画、美人画への回帰をしていく。出版美術家連盟会長などを務めた
1976年 作品集『美人百態』で日本作家クラブ賞を受賞。
1980年 逝去。享年73
鑑定士より一言
この度は祖父の遺品整理でお声がけ頂き感謝しています。
お父様が大切になさっていた日本画です。
大切にしてくださる方への橋渡し、お任せください。
ご縁頂きありがとうございました。