日本画・掛軸
二代国貞 日本画/浮世絵コレクション の買取実績
ご遺品整理でホームページよりご依頼があり、訪問査定後に浮世絵コレクションを
お買取いたしました。
祖父母様が役者絵の浮世絵がお好きだったそうで、丁寧にコレクションを
画帳にまとめられており、その中に二代国貞の源氏絵シリーズがありました。
査定のポイント
二代国貞は江戸末〜明治初に活躍した浮世絵師で、
初代国貞(1786〜1864)の長女に入婿し二代を名乗っています。
初代国貞のヒット作、源氏絵シリーズの制作を引き継ぎ「俤源氏五十四帖」を
1864年に完成しました。全54枚シリーズのうち16枚目が今回の作品となります。
俤源氏五十四帖 (おもかげげんじごじゅうしちょう) 十六 関屋
元治元年 1864年 刊行
版元 蔦屋吉蔵
鑑定士より一言
江戸末の浮世絵は、原作本の挿絵など庶民の娯楽の一部として大変人気でした。
明治期にかけて同じ版が度々刷られており、オリジナルに近いほど評価額が上がります。
また日焼けなどによる退色が起きやすいため、保管状況によりコンディションに
大きな影響が出てきます。
こたろうでは1枚1枚丁寧に拝見の上、浮世絵も査定を承っております。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
この度はありがとうございました。