日本画・掛軸

児玉輝彦 日本画・掛軸/屏風絵 武者絵の買取実績

児玉輝彦

買取エリア

千葉県

    先代からのご遺品整理でお問い合わせいただき、
    訪問査定で屏風絵数点をお譲りいただきました。
    大型のためしまったまま飾られずにいたとの事で
    、状態は比較的にきれいでした。
    屏風絵は、昭和期に武者絵などで活躍した日本画家、
    児玉輝彦の二曲一双作品でした。

    査定のポイント

    児玉輝彦(1898-1992)は、歴史画に定評のある作家で、
    戦後日本国画院会長を務めています。千葉県船橋市に居を構え、
    地元の御瀧不動尊金龍寺に仏画と天井画を奉納しています。
    今回の武者絵は色褪せやシミも無く、制作当時のいきいきとした
    描写が見られる佳品として評価しました。

    ●児玉輝彦
    明治31年 4月3日新潟県十日町市に生まれる。
    大正 6年 歴史人物画で知られた津端道彦に師事し、内弟子として学ぶ。
    昭和 2年 第8回帝展に「祇王」が入選
    昭和 7年 日本美術協会会員となる
    昭和40年 神代植物園で「秋之野草」が昭和天皇・皇后の供覧にふされた。
    昭和43年 泰東書道院展で大阪毎日・東京日日新聞社賞を受賞している。
    昭和55年 学研の水上勉「平家物語」掲載
    昭和57年 NHKテキスト古文に作品が掲載された、
    昭和61年 船橋市滝不動金蔵寺に格天井画と仏画を奉納した。
    平成4年 死去


    鑑定士より一言

    屏風絵は、生活空間の変化から飾られずに保管されたままの
    作品が多いと思います。
    かつては来客時などに目を楽しませてきた作品も、
    屏風自体のニーズが少ない為、市場性から見ると評価は
    下がりつつあります。こたろうでは、こうした屏風絵も
    次のコレクターに繋ぐべく評価し、査定買取をいたします。
    お気軽にお問い合わせくださいませ。
    この度はありがとうございました。

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