日本画・掛軸
橋本雅邦 日本画・掛軸/掛軸 春山訪友図の買取実績
青森県八戸市のお客様から当社ホームページからメールにて
査定のご依頼を頂きました。
内容確認後、御自宅迄訪ねしました。
査定のポイント
当初ご依頼頂きましたお品物とは別口で橋本雅邦の掛軸を拝見致しました。
二重箱で作者の三男である秀邦氏の箱書と沿状も付属しておりました。
保管状態も良く目一杯ご提示させて頂きました。
●橋本雅邦
1835年 江戸生
1847年 狩野勝川院雅信に入門。
1871年 海軍兵学校の製図掛勤務。
1882年 第一回内国絵画共進会にて銀牌第一席を得る。
1886年 岡倉天心とフェノロサらの東京美術学校設立に参加。
1889年 東京美術学校の教授に就任。
1890年 第三回内国勧業博覧会で「白雲紅樹」が一等賞受賞、帝室技芸員となる。
1898年 日本芸術院創設に参画、主幹となる。
1900年 パリ万国博覧会で「竜虎図」が銀賞受賞。
狩野芳崖と共に日本画の革新を推し進めた。また、横山大観、下山観山など後進多数を育成した。
1908年 死去
鑑定士より一言
お品物の状態が良く大変驚きました。
恐らく定期的に開封しメンテナンスされていたものと思います。
付属品もしっかり保管されており大切なお品物だったのだと
推測致しました。
しっかりと次の方へ橋渡しさせて頂きます。
この度はありがとうございました。