陶器・磁器
緒方松右衛門 陶磁器 絵画の買取実績
有田焼 緒方松右衛門 大壷 絵画
先代が収集されていた有田焼陶器や絵画などを整理したいとのことで出張買取のご依頼をいただきました。
沢山の素晴らしい作品がありましたが、特に有田焼の名工、緒方松右衛門の特大金彩色絵壷がとても立派な逸品でした。
高さ60㎝があり、有田焼の伝統様式花鳥図をベースにして青海波、唐草文などいろいろな図柄を繊細に描写しています。壷全体的に使い擦れなどほとんど見当たらなくとても状態の良い作品でした。
作品のサイズ、図柄、状態などにより、査定金額を大きく左右します。骨董品買取こたろうには陶磁器の専門鑑定士が在籍しておりますので、お手放したい作品がありましたらぜひお問い合わせください。
作者略歴
緒方 政明(おがた まさあき、1922年(大正11年) – ?)は有田焼物故陶芸家。
第二次世界大戦に召集されシベリア抑留後に帰還、百田信一、無形文化財 奥川忠右衛門に師事し 緒方松右衛門(おがたまつえもん)として現代有田の基礎となる名品を数多く残す。
遺作には古伊万里写しの染錦作品、染付作品が多いが鳥や鯉などを写実的に描き余白を唐草地紋で 埋め尽くした大作は今尚国内外でも高く評価されており、後の有田の作家に大きな影響を与えた。
昭和後期には各地で個展が開催され高度な技術で作陶された大きく美しい作品は多くの人に感動を与えた。