陶器・磁器
人間国宝 加藤卓男 陶器・磁器/ラスター彩陶板 瀬戸焼陶磁器の買取実績
最初、家の整理でメールでのお問い合わせをいただき、名古屋店までお越しいただけました。
沢山の陶器作品をご持参いただき、買取させていただきました。
その際に、家にまだ少し残っているお品物があるとのことで、翌日に出張買取でお客様のご自宅までお伺いしました。
査定のポイント
およそ20点ほどの陶器作品がありました。他10点ぐらいの絵画がありました。
中に人間国宝加藤卓男のラスター彩の陶板がありました。
作品自体および作品が収まっている共箱も保管状態が良い作品で、高価にてお買取いたしました。
絵画作品はほとんど工芸品のため、一点ずつを金額提示するのが難しいため、合わせて金額を提示しました。
すべてご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●加藤卓男
1917年(大正6年) 岐阜県多治見市に生まれる。父・五代加藤幸兵衛に師事。
1935年(昭和10年)岐阜県多治見工業学校卒業。
1938年(昭和13年)陸軍に入隊。
1945年(昭和20年)徴兵された広島市で被爆。白血病を発症し約10年間、闘病生活を送る。
1965年(昭和40年)フィンランド工芸美術学校に留学。そこからイランの窯址を訪ねペルシャ陶器の研究に尽力した。
1988年(昭和63年)紫綬褒章を受章。
1995年(平成7年) 重要無形文化財「三彩」保持者(人間国宝)認定。
2005年(平成17年)87歳没
鑑定士より一言
今回の加藤卓男作品のように、お買い求めたお客様が大切にされていた作品は、往々にしてきれいなままで保管されていることがあります。
お品物の価値が不明な場合でも、こうした保管状態のよいお品物は、高額査定となるケースがあります。
保管状態のよいお品物がございましたら、まずはこたろうにご相談いただければと存じます。
またのご依頼をお待ちしております。