陶器・磁器
人間国宝 加藤孝造 柿右衛門窯 源右衛門窯 陶器・磁器/ぐい呑 皿の買取実績
当社ホームページをご覧いただき、お母様の遺品整理をされるとのことでお電話でお問い合わせを頂きました。お客様のご予定と会いましたので翌日出張査定にお尋ねいたしました。
査定のポイント
お品物につきましては、元々、ほとんどがお父様の収集されていたお品物だったそうです。絵画十数点と食器類30点ぐらいを査定させていただきました。
人間国宝の加藤孝造と13代柿右衛門窯の酒器がありました。こちらにつきましては、人気の高い作品ですので、高額査定となりました。また、有田焼の源右衛門窯のお皿も高級食器として人気がありますので、なるべく良い金額を提示させていただきました。他の食器類と工芸絵画は一点ずつを金額提示するのが難しいため、合わせて総額での査定金額を提示しました。ちゃんと説明して楽しく話ししました。数点ご家族の思い出のある作品はお手元に残して、他のお品物はすべてご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●加藤孝造
1935年 岐阜県瑞浪市生まれ。
1953年 荒川豊蔵に師事。
1954年 日展(洋画)初入選。
1955年 岐阜県陶磁器試験場工芸科主任技師。
1963年 社団法人美濃陶芸協会設立に際し理事となる。
1966年 日本工芸会正会員に就任。
1995年 志野、瀬戸黒の技法で岐阜県指定重要無形文化財に認定。
1998年 中日文化賞を受賞。
2007年 紺綬褒章受章。
2010年 瀬戸黒の技法で、国指定重要無形文化財保持者に認定。
鑑定士より一言
こたろうでは、ご遺品を整理される場合、いくつかのお品物はお手元に残していただくようお勧めしております。折りに触れ、お亡くなりになった方を思い出すことができるようなお品物があれば、無理に査定させていただいたり、即決を促すようなことはいたしませんので、ご安心して査定のご相談・こ依頼をお申し込みください。