陶器・磁器
十四代酒井田柿右衛門 陶器・磁器/有田焼 濁手四方割花文壷の買取実績
宮城県多賀城市のお客様より当社ホームページを検索いただき
LINE査定での査定依頼を頂きました。
内容確認し、お見積りをご提示した後、
御自宅まで現物確認でお尋ねいたしました。
査定のポイント
お品物の中に十四代酒井田柿右衛門の壷が御座いました。
こちらのお品物は、今から26年前に県内百貨店にて開催された
十四代酒井田柿右衛門展で展示された物で特別限定企画品でございました。
お見受けした所、未使用品で
保管状態も極めて良好でございましたので精一杯のご提示をさせて頂きました。
●十四代酒井田柿右衛門
1934年佐賀県西松浦郡有田町で13代目の息子として生まれる。
絵付けの基礎となる部分を会得する為多摩美術大学日本画科で
日本画を学び卒業後帰郷して父親の弟子入りする。
下積みを重ね父と祖父が蘇らせた濁手の技法なども学んでいく。
1971年改名前の本名の酒井田正名義で日本工芸会会員となり、
この後のほぼ10年は本名で公募展や個展に出品した。
1982年父の死を受け14代目を襲名。
翌年アメリカ合衆国で「クローズアップオブジャパンインサンフランシスコ」
にて海外で初出品しサンフランシスコ市長から名誉市民号を贈られた。
「十四代目柿右衛門」は国内だけでなく海外で高い評価を集めた。
2001年に重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人形国宝)に認定さるた。
広く後進の育成にも力を入れ、大学で教えるほか2011年にはJリーグの
地元クラブ・サガン鳥栖のデザインアドバイザーにも就任した。
2013年5月死去
鑑定士より一言
百貨店創業記念特別限定企画品として
製作されたお品物でしたので
恐らく市場に出回っている数量は
限られ大変貴重なご縁を頂戴致しました。
こちらのお品物は弊社、こたろうが
責任を持って次世代へと橋渡しさせて頂きます。
この度はありがとうございました。