陶器・磁器
人間国宝 三代徳田八十吉(正彦) 陶器・磁器/九谷焼酒器・酒盃の買取実績
当社ホームページを御覧いただき、メール査定の画面から、作品の画像添付にてご依頼を頂戴しました。
写真より当社側で査定金額を調べ、ご依頼者様へ査定金額をご連絡したところ、ご来店の希望とのことで名古屋店までお越しいただきました。
査定のポイント
ご依頼の作品は九谷焼の人間国宝・三代徳田八十吉の早期作の彩釉ぐい呑でした。
襲名後の作品と比べると釉薬の発色などが弱くなりますが、共箱があり、傷などがありませんので、高価にて買取させていただきました。
●三代徳田八十吉
1933年生まれ。
金沢美術工芸大学短期大学工芸科陶磁専攻中退後に、初代、二代目等に師事。
1988年に三代目を襲名。1991年には第11回日本陶芸展で、大賞・秩父宮賜杯を受賞した。
1997年6月6日、重要無形文化財「彩釉磁器」の保持者(人間国宝)に認定される。
釉薬で色彩を調整した鮮やかな群青色に強い個性がある。海外にも多くの作品を発表して高い評価を得た。
また、古九谷の学術研究にも尽力した。
2009年 死去
鑑定士より一言
後に名代を襲名することになった場合にその襲名前の作品や作者が若い頃の作品は「前作」と呼ばれ、
一般的には襲名後または円熟期の作品と比較する、評価は低くなる傾向があります。
ただし、決して価値がないということではなく、またそうした時期の作品を好まれる場合があります。
まずは、こたろうまでご相談ください。
この度はありがとうございました。