陶器・磁器
五代加藤幸兵衛 陶器・磁器/花入 石置物 こけし 瀬戸美濃陶器の買取実績
引越予定のためお手持ちの美術品などのご処分を予定されていたお客様から、
当社ホームページをご覧いただき、ライン査定のご依頼を頂戴しました。
お送りいただいた画像を確認し、後日出張査定にお訪ねしました。
査定のポイント
今回査定させていただいたお品物は、瀬戸や美濃焼の陶磁器、
木彫置物や観賞石など合わせて40点ほどがありました。
中に美濃焼の窯元・五代加藤幸兵衛の花入作品がありました。
昔、加藤幸兵衛の工房から直接購入した作品でしたが、
一回も使ったことがないそうです。
保存状態がとても良く高価にて買取させていただきました。
引越しするため、きれい片付けてほしいとのことで、
できるだけ引き取りさせていただきました。
詳細に説明して、すべてご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●五代加藤幸兵衛
1893年 12月27日、四代加藤幸兵衛の長男として生まれる。
1911年 家業の幸兵衛窯を引き継ぐ。
1931年 第11回帝展に初入選。
1950年 岐阜県陶磁器試験場長に就任(在任23年間)。
1956年 日本工芸会正会員となる。
1973年 岐阜県重要無形文化財に認定される。
多治見市名誉市民の称号を受ける。
1974年 日本工芸会理事となる。
1982年 4月11日、永眠。
鑑定士より一言
今回、査定させていただいたお品物で、
高い評価となった要素として、
元々の箱があり、中身も箱もよい状態という点にあります。
使用される予定がない美術品・陶器などはなるべく包装して
保管されていた方がよいでしょう。
この度はありがとうございました。