洋画
竹田鎮三郎 洋画/油彩画の買取実績
ご自身の美術品収集品のご整理をされたいとの事でご相談いただき、
訪問査定の後にいくつかの作品をお譲りいただきました。
出版関係のお仕事をされていたとの事で、珍しい版画作品なども多く、
その中に竹田鎮三郎の油彩画がありました。
作家作品集の編集に携わっていたそうで、貴重な一点をお買取いたしました。
査定のポイント
竹田鎮三郎(1935年生)は木版画制作で活躍後、
1963年メキシコに移住して、北川民次らと共に
現地風土を反映した作風を展開しました。
また岡本太郎の壁画「明日の神話」制作助手として制作に関わり、
その後歴史都市オアハカで教鞭を取りながら活動しています。
今回の作品「マリンチェの踊り」1982年作は、
民族的な儀式をテーマに独自の色調が美しい逸品です。
2015年川崎岡本太郎美術館 展覧会
「竹田鎮三郎 メキシコに架けたアートの橋」出品作品
鑑定士より一言
国内の美術品二次流通市場は、作家の知名度に価格が
左右される場合が多くなっています。
美術品本来の価値と流通価値が比例していないケースも
多くあります。
今回の油彩画作品の出来はとても素晴らしいもので、
次世代にしっかりと引き継いで参りたいと思います。
お手元にご整理希望の作品がございましたら
お気軽にお声掛けくださいませ。