洋画

洋画/油彩画 版画の買取実績

山本彪一

買取エリア

東京都板橋区

    インターネットでこたろうのホームページを見てくださり電話でお問い合わせいただきました。
    電話はお隣に住まわれている代理の方からで所有者の方はご高齢でインターネットが使えず、お隣の方に美術品の買取業社を探してほしいとの事で連絡してきてくださいました。
    少しずつ身の回りの処分をしていて長年仕事上のお付き合いで購入されてきた多くの絵画もすべて整理する予定だったそうで即日出張対応し、すべての作品をお買い取りさせていただきました。

    査定のポイント

    リトグラフや銅版画から日本画、油彩画とさまざま作品の中に山本彪一の花瓶のバラを描いた油彩作品があり、こちらは最高値でご提示いたしました。
    山本彪一は動きのある鋭いタッチで絵に勢いを感じさせる作風が人気で特にヨーロッパの街並みの風景画と花瓶に入った薔薇の作品が有名です。大きさも4号サイズで一番飾りやすい大きさであることから高値に結びつきました。

    ●山本彪一
    1915年 栃木県に生まれる。
    早稲田大学卒業後、猪熊弦一郎に師事。
    1977年 フランス政府よりパームコマンドール勲章授章。
    パリを中心にした欧州の街や、バラの絵を多く制作。光風会展、日展に多数出品。
    光風会会員。物故巨匠。
    1999年 死去。享年86歳

    鑑定士より一言

    絵画の世界では大きさを表す単位として「~号」と表記される事があります。1号は約22cm×16cmほどの大きさで10号で約53cm×45cmと単純に1号の10倍の大きさというわけではありません。またF(人物)、P(風景)、M(海景)と分かれており、それぞれ同じ号数でも寸法が異なります。少々ややこしいものではありますが作者の評価を判断するひとつの基準で美術商の間では(誰々は号10万円の作家だよ!)などと会話をしている事があります。ただし絵の大きさは10号を境に大きくなるにつれて割安になっていく傾向があります。一般的な家庭で綺麗に飾れる大きさが~10号ほどまでであるためです。あまり大きな作品となると需要も少なく割安になってしまいます。
    こたろうでは絵画の査定判断の際、作者名、大きさ、図柄、作品の状態、額縁の状態、絵を収納する箱などさまざまな角度から作品を査定し、評価額を割り出しております。
    絵画のご相談はぜひこたろうまでご連絡を下さい。お待ちしております。

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