洋画

洋画/油彩画の買取実績

宇治山哲平

買取エリア

福岡県大宰府市

    ご両親の遺品整理をご希望のお客様から弊社へお電話にてお問い合わせ頂きました。
    当社以外に、すでに五社見積もりを取られたそうですが、どうしても納得がいかなかったとのことで
    当社に査定依頼をされました。
    すでにご処分された遺品もおありとのことで、今回残されていたお品物は、しっかり査定した上でご処分されたい、
    というお気持ちをお客様はお持ちのようでした。
    概要をお聞きして、またお急ぎとの事でしたので、お問い合わせいただいたその日に出張査定させて頂きました。

    査定のポイント

    当日は即日夕方からの査定だった事やお持ちの作品が多数あった事もあり、拝見させて頂くに留まりましたが、
    お急ぎとのご希望にお応えし、翌日には査定額をお伝え致しました。
    今回査定させていただいた宇治山哲平の油彩画「歓」は大変珍しく、また保存状態も良くしっかりとしたお値段をご提示出来ました。
    他にも角偉三郎の手箱や、平山郁夫のリトグラフなど多数お持ちでした。
    お見積もり詳細をご案内させて頂きましたが、他社でのお見積もりでは査定金額がついてない、
    或いは極端に少ない作品も多かったらしく、総額でも充分ご満足頂き即決でお譲り頂く運びとなりました。

    ●宇治山哲平
    明治43年 大分県日田市に生まれる。本名哲夫。
    昭和3年  県立日田中学校を卒業し、家で画作に熱中。
    昭和5年  日田工芸学校描金科に入学し蒔絵の技術を習得
    昭和6年 卒業後、大分県日田漆器株式会社に入り漆工・木工のデザインを担当する。
    昭和7年  第2回日本版画協会展に「水郷の夏」で初入選。
    昭和10年 第10回国画会展に版画「秋酣」で初入選。
    昭和13年 「山肌A、B、C」ほかを出品して新興美術家協会賞を受け同会会員となる。
    昭和14年 国画会展に油絵を初出品
    昭和17年 第17回国画会展に「山峡紅葉」「山」を出品して褒状受賞。
    昭和18年 国画会会友
    昭和19年 国画会会員となる。
    昭和22年 西日本新聞社を退社し、大分県立日田工芸試験所に入所する。
    昭和25年 国画会の杉本健吉、香月泰男らと型生派美術協会を結成
    昭和39年 オリエントからエジプトへと遊学。その後「絶対抽象の世界」を目ざすようになる。
    昭和46年 第12回毎日芸術賞受賞。
    昭和48年 第32回西日本文化賞を受賞。油絵具に方解石を混ぜた独自のマチエールでな抽象画を描く。
    昭和36年 大分県立芸術短大教授となってより長く美術教育に従事し、
    昭和46年 大学長に就任
    昭和48年 退任後、別府大学教授となる。
    昭和61年 東京赤坂のサントリーホールの壁画「響」を制作 その後、死去



    鑑定士より一言

    予約の状況次第では即日対応致しかねる場合も御座いますが、少しでもお客様のご希望に添えるよう今後とも努めて参ります。
    また、弊社は長年のお取引での経験により、素晴らしい作品を見逃す事は御座いません。
    丁寧に拝見査定させて頂きますので、売却ご検討中の方や遺品整理を検討されてらっしゃる方は是非こたろうへ一度お問い合わせ下さい。

    この度はご縁を頂き誠にありがとうございました。

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