川端近左作品の買取
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茶道具
工芸品
川端近左の生涯・功績
川端近左は江戸時代から続く大阪の漆芸家です。
京都の中村宗哲と並び、大阪の川端近左の茶道具は人気があります。
現在は六代目となっています。
【年譜】
●初代 川端近左
初代川端近左は名を佐兵衛、号を近左といいます。
川端家は滋賀県の出身と伝えられており、
幕末の頃には京都で油屋(屋号:近江屋)を営んでいました。
家業の傍らで俳諧や日本画を嗜む趣味人であったとされており、
一方ならぬ興味を持っていた漆芸がいつしか家業になったと伝えられています。
「近江屋」の屋号と「佐兵衛」の名より「近左」と号しました。
初代の長男は日本画家・川端玉章であり、
漆芸は初代の弟が2代を襲名しました。
●2代 川端近左
2代川端近左は1864(元治元)年の蛤御門の変で火災に遭い、
1867(慶応3)年に大阪に移住しました。
●3代 川端近左
●4代 川端近左
●5代 川端近左 1915(大正4)年~1999(平成11)年
5代川端近左は奈良県に生まれました。
1928(昭和3)年に4代川端近左に師事し、
1941(昭和16)年に養子となりました。
1963(昭和38)年、5代川端近左を襲名しました。
塗師番付では千家十職の中村宗哲を上回る「東の横綱」と譬えられ、
「東の近左、西の宗哲」と称される程の名匠でした。
●6代 川端近左 1947(昭和22)年生
6代川端近左は5代川端近左の長男として大阪府に生まれました。
1966(昭和41)年、大阪市立工芸高等学校美術科(日本画科)を卒業しました。
1970(昭和45)年、京都市立芸術大学漆芸科を卒業しました。
2000(平成12)年、6代川端近左を襲名しました。
川端近左の作品の魅力
【鑑賞のポイント】
漆器は少しずつ塗り重ねて素地を作る技術とそのうえから施す装飾の技法により魅力ある作品を生み出します。
川端近左は蒔絵の他、青貝・螺鈿・鉛を取り入れた琳派風の作品や
漆絵・イジ塗・錆塗等のたたき塗の技法も随所に取り入れ
多彩な漆芸の作品を創作しております。
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