児玉果亭作品の買取
作品カテゴリー
日本画・掛軸
児玉果亭の生涯・功績
児玉果亭は江戸から大正時代の画家です。
児玉果亭は田能村直入にな師事し、南画で有名な画家です。
【年譜】
天保12年(1841年)1月29日、信濃国松代藩領沓野村澁湯組(長野県下高井郡山ノ内町平穏)に生まれる。
弘化4年(1847年)、6歳で中村塾に通い手習いを受ける。
安政3年(1856年)、15歳のとき、父常松を亡くすも母の命で飯山藩儒官の小野澤蕙齋に入門し経学を修める。すぐ後には松代藩士佐久間雲窓に就いて画技を研鑽した。この頃、艾山と号する。
安政6年(1859年)、18歳の頃、家に戻り隣村の興隆寺住職畔上楳仙から漢学・経学・禅を学び始める。
文久元年(1861年)、20歳でヨカ(金澤氏)と結婚。
元治元年(1864年)、長女蘭を授かる。果亭と号を改める。
慶応2年(1866年)、渋村を大火が襲い果亭の家も焼失。
明治2年(1869年)、楳仙が転住した龍海院(群馬県前橋市)に行く。同年、足利の田崎草雲を訪問している。
明治8年(1875年)、玄峰院にて画の制作。
明治9年(1876年)、楳仙の勧めを受け、京都に出て田能村直入に入門。
明治11年(1878年)、明治天皇北陸巡幸のおり長野市展覧会場にて2作品が天覧される。
明治12年(1879年)、星川に画室竹仙山房を建築する。
明治15年(1882年)、第一回内国絵画共進会に出品。褒状を得て全国的に高い評価を得る。
明治17年(1884年)、第二回巴里府日本美術縦覧会に出品。
明治19年(1886年)、第一回東洋絵画共進会に出品し銀牌受賞。宮内省御用品となる。
明治39年(1906年)、師直入が渋温泉の果亭を訪問。30年ぶりの再会となる。旧交を温め直入は長期滞在する。
大正2年(1913年)1月14日、転地療養先の小田原で胆石症のため病没。享年74。
児玉果亭の作品の魅力
【鑑賞のポイント】
絵画は使用する画材と、その表現技法に画家独自の作風が現れます。
児玉果亭は山や川、渓谷と言った自然をテーマに扱っていますが、
単なる風景画ではなく、高尚で優美な雰囲気で描くことを求められた絵画です。
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