松村呉春作品の買取

作品カテゴリー

  • 日本画・掛軸

    松村呉春の生涯・功績

    松村呉春は江戸時代の日本画家です。
    松村呉春は四条派の創始者として知られた画家です。

    【年譜】
    文化8年 京都の堺町四条下ルの金座年寄役松村匡程の長男として生まれる。
    初め家業を継いで金座平役を勤めたが,安永末年ごろ,何らかの事情で職を退いた。
    初め大西酔月に画を学んだが,酔月の死後,蕪村の門人となり俳諧と画を学んだ。
    蕪村の影響を受けて,「羅漢図」「寒山拾得図」(ともに逸翁美術館蔵)などを描く。
    天明1年、妻が里帰りの途中,海難事故で死亡,同年父匡程が亡くなるなど不幸が続いたため,剃髪するため摂津の池田(大阪府)に移り,翌年の春,池田の古名呉服里にちなみ呉春と改名した。
    池田時代の8年間に,蕪村風の南画様式に写実味を加え,「柳鷺群禽図屏風」(重要文化財)などの名品を描いた。
    寛政1年ごろ京都に戻り,急速に円山応挙に接近していく。
    天明7年応挙一門による但馬(兵庫県)大乗寺の襖絵制作に参加し,「群山露頂図」を描く。
    やがて南画様式に円山派の画法を取り入れて,平明で瀟洒な画風の新様式を確立する。呉春をはじめ,その一門が多く四条付近に住んでいたため,四条派と呼ばれた。
    宝暦2年60歳で没

    松村呉春の作品の魅力

    【鑑賞のポイント】
    絵画は使用する画材と、その表現技法に画家独自の作風が現れます。
    松村呉春は円山応挙の影響を受けて、独自の画風を確立しました。
    写生画では、温雅な筆致で風景を軽やかに描くことが特徴です。
    円山派から分かれた彼に始まる流れを四条派と呼ばれ、上方の豪商らに歓迎されたようです。

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