無名作家の絵画は売れる?査定の基準や売却の方法とは

絵画は私たちの生活において潤いをもたらしてくれるものです。有名作家であれば自分一人のものとして鑑賞することと、所有すること自体もステータスとなりますが、作者不明の絵画でもお気に入りの絵が室内にあるとこころ和ませるものでしょう。また、自分で購入したものでなければ、その価値もわからないものです。今回は、有名作家や巨匠作家でない無名作家の作品がお手元にある場合のご処分方法についてご紹介します。
無名作家の絵画は売れる?
*無名作家の絵画でも売れる可能性はあるのか
無名の作家として大きく二つのタイプがあります。まずは、専業の画家として作品を発表しているものの、賞には恵まれず多数のコレクターに認知されていない場合が一つです。もう一つは、兼業として絵画を描く作家、ないし趣味の範疇で絵画を描く素人作家もいます。これら知名度が低い無名作家の絵画の作品が手元にある場合、売れる可能性はないのでしょうか?
答えとして、必ずしもYESではありません。その理由は、絵画としてのクオリティが高い作品であれば、安価な無名作家の作品であっても一定の需要があるためです。
絵画の品質、内容、時代背景、売る方法などで、買取価格は変動するケースがあるため、作品の特徴や魅力を理解し、適切な販路を選ぶことが重要と言えます。
無名な作家の作品は、有名な作家と比較すると、価格が低くなる傾向にありますが、好みがあえばコレクターにとってそれは宝にもなりえます。
無名作家の絵画の査定基準とは
では、実際に買取してもらえる買取業者の査定基準やチェックポイントはどのようなものでしょうか。以下を確認いただくことがオススメです。
●絵画のジャンル
無名の作家の作品であっても、絵画のジャンル・種類によって査定の金額は異なります。絵師が実際に筆をとって描いたものは買い取りの対象になりやすいでしょう。
一般的には、抽象画(具体的に見える対象を写実的に描くのではなく、色、形、線などを用いて、画家が自由に表現したい感情や概念を表現した絵画)よりも風景画(自然や都市の景観を描いた絵画で、山、川、森、海、街などです)の方が多くの人に好まれる題材であり、飾りやすいため、買い取りされやすい傾向にあるといえます。
また、複製画より原画、本画、肉筆画のもの、風景や花、動物などがモチーフの絵画などが人気です。
●絵画の保存状態
絵の具のひび割れや汚れ、修復の有無などが査定価格に大きく影響します。状態が悪いと、買い取りや査定額に影響を及ぼす可能性があり、特に無名作家のケースでは、買取が不可能となるケースがほとんどでしょう。
●額縁の有無
買取業者は、額縁も含めて買い取っているところが多く、絵画のみでの買取りが難しい場合も、額縁込みで買い取ってもらえる可能性があります。無名作家の絵画は、額装された額縁に入ったままの状態で買取依頼をするのが特におすすめとなります。
あわせて額縁を含む全体のサイズがあまりにも大きな場合には、売却が難しくなることがあります。
●絵画の入手経路
正規のルートで入手された絵画は真贋性が保証されるので、価格がつきやすいでしょう。画廊で購入したもの、著名なコレクターが所有していたものなどは、無名作家であっても価値が認められる場合もあります。
無名作家の絵画を売る方法と注意点
では、お手元に無名作家の絵画がある場合、どのようにすればよいでしょうか。以下で、その方法を挙げてみます。
●フリマアプリやオークションサイトを利用する
個人で気軽に利用でき、気に入ってもらえると買値が付く可能性がある手段です。商品の価値がわからないまま出品すると、適正価格で落札されない可能性があります。買い手がつかなければ、長期にわたる保管が必要となる場合があります。
●リサイクルショップに出す
絵画以外の不用品も一緒に出せるので、一気に不用品を処分したい場合に適しています。絵画の買取実績が少なく、専門家がいない店舗が多く、適切に価値を判断できない可能性があるため、慎重な業者選びが必要です。
●実績のある買取業者へ査定を依頼する
市場の動向や絵画の価値を熟知していることが多く、適正価格での買取りが期待できる方法です。絵画の専門知識を持つ買取業者は、無名作家の作品でも、きちんと査定してもらえる可能性が高いといえます。無名作家の査定基準は業者によって異なり、評価に大きな差が出る場合があるため、選び方のコツとしては買取実績を含め、複数の買取業者を検討するとよいでしょう。
また、かつては無名作家であっても、現在、その価値が見出され、美術市場で取引されていれば希少性があるアーティストとなりますので、こうしたこともアドバイスしてもらえるかもしれません。
無名作家の絵画を売るためのコツ
では、より高く無名作家の絵画を売るためにはどのようなことがポイントでしょうか。
●できるだけキレイな状態を保つ
絵画は傷みやすく、カビなどの発生リスクがあるため、管理や手入れをこまめに行うとよいでしょう。箱に入れ、日光の当たる場所での保管を避け、湿度に注意するなど、適切な環境で保管することが大切です。手入れとしては、柔らかい布などでホコリを払い、絵や額縁を傷つけないように気をつけましょう。
●絵画の資料や箱、額縁などの付属品を添付する
作者のサイン、落款、作品証明書、解説書などの絵画に関する資料があれば、一緒に保管しましょう。購入時のレシート、オークションの購入履歴、販売個展など、入手経路を示すものに価値があります。作品の来歴があることで、絵画の価値や信憑性を高める事ができます。
額縁や箱が残っていれば、絵画の状態を保ち、扱いやすくするなどの効果があり、買取価格が上がる可能性があります。
これで万全! 無名の絵画を売るコツを理解して、高値売却を!
以上をご参考にしていただけば、無名作家の絵画でもご処分するときには買い取ってもらえことも可能かもしれません。決して、有名作家の作品でないからと言って、あきらめないで売却方法を検討しましょう。
美術品・骨董品買取こたろうではこうした無名作家の絵画でも、ご売却・ご処分のご相談をお受けしています。
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