洋画買取
現代の日本の住空間を彩る表現豊かな美術品
「富の象徴」ともいわれてきた洋画は、戦後の新たな美術品として一般の家庭にも浸透し、家の空間を彩る大切なアイテムのひとつとなり今日に至るまで継承されてきた美術品の筆頭です。世界的に著名な作家から国内の有名な作者まで多数の価値ある作品があり大変期待の持てる分野になります。
洋画の特長
「洋画」は、多くの方に親しまれている美術品のひとつです。西洋画・欧米の油彩画のことを指し、貴族の宮廷や墓地を彩る壁画が始まりとされています。洋画とひとことにいっても、多くの美術様式が含まれており、ギリシア美術、バロック美術、ルネサンス美術、ロココ美術、などの美術様式が有名です。これら多くの画風は、描かれる題材、画法が異なり、絵画の発展を見ることができます。 日本においては、近代洋画美術の礎を築いた朝井閑右衛門、岡田三郎助、梅原龍三郎などを筆頭に藤田嗣治や小磯良平などは現在もなお人気が高く、高額で取引されている作家です。「骨董品買取こたろう」では、油絵をはじめ、パステル、デッサンなど幅広い洋画の買取に対応いたします。保存状態などによって査定額が大きく変わります。適切な保存をされていた商品は高額査定が期待できます。
洋画の魅力・人気の理由
洋画(油絵)は基本の色の絵の具を混ぜ合わせることにより新たな色が生まれ、無限の色を創り出すことができます。有名な作者であれば原色の絵の具単体では使用せず、多少混ぜ合わせた色で描いています。絵の具をたっぷりと使い厚く塗り、立体感を出す作風もあれば絵筆を細かく画面にたたいて描く点描画など表情も多彩で作者の個性が存分に楽しめる絵画が洋画(油絵)の醍醐味です。リビングの広い壁面や寝室、玄関などさまざまな壁面に合わせることでインテリアの変化を楽しむことができる世の中に二つとない一点物の作品になりますので希少価値も高まり高値での売却が期待できる絵画の一つです。
洋画の買取実績
代表的な取扱い作家
洋画を高く売るポイント
point 1 作者の特定 市場性のある作家であるか
一番重要となるところで「誰の作品か」により評価が決まってしまうと言っても過言ではありません。
ただし、有名な作者ほど贋作も多く存在します。有名な作者であれば特に注意を払って見定める必要があります。逆に市場でもともと特別高値で流通していない作者などは模造品(贋作)を作るメリットもないため、真贋についてはそこまで注意を払う必要もなくなります。
「画家」という職業で生活が成り立っている作者は一握りで全国的に知名度があり、多くの賞を取っている作家であれば期待も高まります。
point 2 作品の状態 (傷や絵の具の割れ)
point 3 作品のサイズ(大きさ)
作品の大きさも見過ごすことのできない重要なチェックポイントになります。
国内においては家の部屋の大きさの単位では「~畳」と表現されますが大まかに90㎝×180㎝(畳一畳)が基本の寸法となっており、壁面においても90㎝の規格で仕切られている場合が多く、その空間にバランスの良いサイズで絵を飾ることが望まれます。
日本の場合ですと4号(33㎝×24㎝)~10号(53㎝×45㎝)の大きさが最もきれいに飾れる大きさであり、それ以上の大きさの作品となると査定額が低くなってしまうことも少なくありません。
point 4 物故作家の場合は鑑定書の有無がポイント
すでにお亡くなりになっている作家の場合、巨匠の作品となると鑑定書の有無が査定に大きく関わってきます。有名な物故作家には「所定鑑定人」といってそれぞれ作家によって鑑定をする人間が違います。
おもに遺族の方、お弟子さん、老舗の画商などがおり、それらの鑑定人が「本物」と認めた場合、正式な鑑定書として取り扱われ、信用性ある作品としてより高い査定金額が望めます。
point 5 作品の図柄によって価値が変わります。
同一作家で同じ大きさの作品でも図柄によっては評価の金額も変わってきます。
有名な作家になると代表的な構図が決まってくることが多く、例えば「ばら」の絵で有名な作者が「風景画」の作品を描いたら査定も変わり、その差は5倍、10倍も変わる事も珍しくありません。
ただし作者によっては「珍品」として見られることもありコレクターの中ではそれらのイレギュラーな作品も好んで集められる方もいらっしゃいます。