茶道具
初代中村道年 茶道具 の買取実績
茶道具 八事窯 初代中村道年 黒茶碗 他瀬戸焼
ご来店のお客様で実家にあるお茶道具などを整理したいとのことで初代中村道年の黒茶碗や瀬戸焼などをお持ち込みいただきました。
初代中村道年は明治9年生まれ、京都の南山城富野庄出身で全国各地で修行し、京焼・楽焼はいうまでもなく、高麗茶碗写し、染付などさまざまな種類の陶磁器の製法を身につけました。
また、清水六兵衛、四代高橋道八、粟田口帯山、真清水蔵六などを師事し、その後、北陸地方、中国地方に渡り、舞子浜にて有栖川威仁親王のもとに滞在、楽焼を作陶し東海地方、朝鮮半島から中国の窯業地に渡り、その後名古屋に戻り、八事南山で登り窯や楽焼窯を築き作陶し始めました。
作域は広く、色絵陶・楽焼・伊賀写し・三島・御本・刷毛目・伊羅保・染付・赤絵などの伝来の名品にせまる陶磁器を作りました。
今回お買取させていただいた楽茶碗ですが、御本立鶴茶碗の雰囲気を取り入れ、姿形も良く品格さえ感じられる素晴らしい作品です。共箱はもちろん、ギスなどありませんので、高価にて買取させていただきました。
骨董品買取こたろうでは専門鑑定士在籍しておりますので、ご自宅で茶道具、骨董品など不要になった作品がありましたらぜひ一度ご相談ください。