茶道具
真葛香斎/五代宮川香斎 茶道具/刷毛目茶碗の買取実績
お父様の遺品整理を希望されているお客様から、
当社ホームページをご覧いただき、お電話でお問い合わせをいただきました。
茶道具などの出張査定のご依頼で、お客様の御都合を併せて、後日お訪ねいたしました。
査定のポイント
お父様は趣味で収集されていたお茶道具でしたが、お問い合わせを頂いたご本人様は
お茶道具に関しては詳しくないとのことでした。
およそ50点ほどの作品がありましたが、ほとんどお稽古用の作品でした。
中に真葛香斎/五代宮川香斎の高麗茶碗風の刷毛目平茶碗がありました。
とても使いやすい茶碗でほぼ使用感がなく、無傷の完品でしたので、高価にて買取しました。
一部買取不可の作品もありましたが、残りすべてご納得いただける金額でお譲りいただきました。
●五代宮川香斎≪みやがわこうさい≫
大正11年(1922) 杉本庄太郎の長男として東京浅草に生まれました。本名三重喜。
昭和20年(1945) 復員し遠縁でもあった四代永誉香齋長女の美津と結婚し宮川家に入りした。
昭和21年(1946) 茶の湯を表千家半床庵久田無適斎宗匠に入門
昭和47年(1972) 五代香齋を襲名。
4代永誉香齋に引き続き茶の湯の道具を中心に制作し、表千家十三代即中斎宗匠、
十四代而妙斎宗匠、裏千家十四代鵬雲斎宗匠、武者小路千家十三代有隣斎宗匠、
十四代不徹斎宗匠、表千家久田尋牛斎宗匠(1925~2010)より、数多くの作品を
御好物にして頂く。
平成14年(2002) 隠居し、代々の隠居名である治平を名乗る
平成28年(2016) 他界。
鑑定士より一言
茶道のお道具類は、専門知識がないと、用途・価値などがわからないものです。
こたろうでは、そうしたご依頼者様でもわかりやすく説明し、
ご納得いただけるお値段を出させていただいております。
安心してご依頼くださいますよう、お願い致します。
この度はありがとうございました。