茶道具
九代大樋長左衛門 裏千家十四代淡々斎書付 茶道具/大樋焼 黒楽平茶碗の買取実績
以前お買取させていただいたお客様から、お問い合わせを再度頂戴しました。
美術品全般を査定希望とのことで、日時を決めて再訪問し、
査定対応させていただきました。
査定のポイント
蔵に眠っていた美術品全般を1点ずつ査定させていただきました。
残念ながら単品でのお値段ご提示出来ないものも多くおまとめでの査定となってしまったモノもありしたが、
今回紹介する大樋長左衛門の他掛軸でも魅力的なモノが多く見られました。
蔵にしまっていたとはいえ保管方法、環境も整えられており保存状態も良く高く評価させていただいた作品も多く
再度ご依頼いただいたご縁もあり全て買取させていただきました。
●九代大樋長左衛門≪おおひちょうざえもん≫
九代大樋長左衛門は八代大樋長左衛門の次男として石川県に生まれました。
本名を長次郎、名を長左衛門、号を陶土斎といいます。
手捏ねによる樂焼本来の伝統的手法を忠実に守って歴代の中でも優れた陶才を発揮し、
江戸時代から続く大樋焼の技は円熟した非凡の境地を示しました。
侘びた中にも抑揚の利いた温雅な作風を示し、
大樋焼独特のねっとりとした飴釉の茶碗はもとより黒茶碗にも傑作を残しています。
たっぷりとした二重掛けの黒釉が作り出す黒幕釉を創案し、
その絶妙な垂れの景色は高い評価を受けています。
鑑定士より一言
再度弊社を選んでいただき、査定評価もご納得いただきお譲りしていただきました。
お客様もかなり多趣味の方でお話し聞かせていただき私達も勉強になる有意義なお時間過ごさせていただきました。
作者不明、置き場所がなく売却したい等お気軽に些細な事でもご相談いただければと思います。
この度はありがとうございます。