中国美術
中国美術/中国陶磁器 の買取実績
お住まいのリフォームに伴うご整理ご要望でお問い合わせいただき、
訪問査定で掛軸や置物などお買取をしました。その中に
中国陶磁器「大清康熙年製」染付皿がありました。
1980年代に訪問された北京で購入されたそうで、他にも中国工芸品を
多数集められていました。そのほとんどが現代の工芸品でしたが、
こちらの皿は時代のあるお品物として、しっかり評価いたしました。
査定のポイント
中国の陶磁器は大変長い歴史を持ち、世界のコレクターを魅了する名品が数多く残されています。
時代ごとの高い技術を誇る作品は美術館でも見る事ができます。
今回の作品は、清時代(17世紀後半〜19世紀末)の民間窯で製作された物で、
おおらかな味わいのある絵柄が楽しめます。
輪花型の皿を「芙蓉手〜 中央に大きく円窓があり、周囲を区切って絵柄を見せるスタイル」で
バランスよく仕上げており、真ん中で可愛らしい子供の踊る姿を二人の女性が見守っています。
鑑定士より一言
青い呉須染付皿は、日本でも中国の影響で江戸時代から盛んに各地で焼かれていますが、
今回の皿は中国陶磁器のゆったりとした情緒感を伝える逸品といえます。
この度は、お譲りいただきありがとうございました。
こたろうでは、中国陶磁器を次のコレクターに引き継いで参ります。
長く眠っている作品などあれば、お気軽にお問い合わせくださいませ。
この度はありがとうございました。