工芸品
龍渓硯 工芸品/硯 書道具 の買取実績
インターネットよりこたろうのホームページをお選びくださりLINE査定にてお問い合わせいただいた後、何度か詳細などお聞きし、出張査定にてお買い取りさせていただきました。当初LINEでは掛軸や絵画のご依頼だったのですが先代のご遺品で硯がたくさんあり、一部を除き数多くの硯をお譲りくださいました。
硯の大半は日本の物でさまざまな産地の石があり、中でも龍渓硯(長野県)はとてもすばらしい作品でした。
査定のポイント
適度に使用された硯でしたが場合によっては未使用の新品の硯よりも高値で取り引きされることが多々あります。お譲りいただいた硯は使用後のお手入れもしっかりとされており、硯の丘を指で擦るととても滑らかな質感があり、とてもすばらしい作品であった事から高額のご提示となりました。
先代は書家さんであったそうで商売道具の硯をとても大切に扱われていたのでしょう。
鑑定士より一言
硯の世界もとても奥が深く、水墨画や書などでも硯は使い分けられています。硯の産地は全国でもいろいろありますが赤間硯(山口)、土佐硯(高知)、雨畑硯(山梨)、雄勝硯(宮城)は日本4大硯として有名な産地です。
他の地域の硯も特徴があり、美術家、芸術家はそれぞれが使い易い贔屓の産地のものがあるようです。
水墨画や書道は中国から伝わってきた芸術とされ中国本土にも優れた硯の産地が存在します。特に有名な端渓硯は日本でも人気の高い硯で優秀な作品ともなると何億円にもなるものまで存在します。良い墨が作れるだけではなく、彫刻などの装飾が施された芸術性の高い硯は日本、中国に於いても人気が高く、現在でも高額で取り引きされています。
こたろうでは日本の和硯や中国の唐硯などを高価にてお買い取りしておりますのでどうぞお気軽にお問い合わせください。