工芸品
不明 工芸品/芝山象嵌 西洋アンティーク の買取実績
法人様からこたろうのチラシ広告をご覧いただいて見積もりのご依頼をくださり、訪問させていただきました。
創業者のコレクションで会社の引っ越しに伴い大半の美術品を整理されたいとのご希望で
数日に渡り査定のお時間をいただきました。
数社の相見積もりをおまとめいただき、一部の作品を除き大半の作品をこたろうでお買い取りさせていただきました。
査定のポイント
代表者は海外の方で日本の美術品に高い関心をお持ちだったようで、
特に繊細な彫刻・象嵌の技法を施した象牙の工芸品を多数所有されており、
こちらの作品群には高額の査定評価をご提示させていただきました。
●芝山象嵌
芝山象嵌(芝山細工)は、貝・珊瑚・鼈甲・翡翠・象牙などを用いて花鳥人物などに象り、
器物の表面に嵌め込んで、模様を立体的に仕上げて装飾効果を高める工芸技法で、
上総国芝山村出身で安永4年(1775年)生まれの大野木仙蔵(専蔵)が考案した。
仙蔵は江戸に出て、名を芝山仙蔵と改め芝山象嵌を広めた。
明治時代になると海外への輸出用工芸品として欧米から好評を博し、
貿易港の横浜へ職人が集まり、横浜芝山漆器と呼ばれるようになった。
鑑定士より一言
江戸時代より現代に至るまで芝山細工は伝承され続けており、その美しい作品は国内のみならず海外の美術愛好家たちにも大変人気の高い美術工芸品です。
こたろうでは芝山細工を強化買取しております。
ぜひ一度ご相談ください。